ランジャタイやマヂカルラブリーの野田クリスタルらが慕う、キングオブ地下芸人・モダンタイムスのとしみつが、ニュースクランチへ緊急寄稿。

一部では「マヂカルラブリーの師匠」と称される、としみつから見た「友達」野田クリスタルとは?

▲としみつ(モダンタイムス)

16歳の野田クリスタル

皆様、お初に御目にかかる方も、そうでない方も、私、芸歴22年、モダンタイムス・としみつと申します。

最近では、あの「マヂカルラブリーの師匠」という紹介でメディアなんかに露出させて戴いております。

たまに『ミヤネ屋』で観る「杉本昌隆八段」と同じテレビの出方ですね。(藤井聡太八冠の師匠)

いわゆる“地下芸人”の代表みたいなモンです。(杉本昌隆八段はもっと凄いお方ですが)

先日もテレビに呼んで戴いた際、番組テロップにて「この後、一生、売れない地下芸人が登場」と紹介されてました。(これを機にオンエアチェックをしなくなったタイプの芸人)

それでも皆様に少しずつ知って戴けたのは、間違いなく「友達」のお陰なんです。

芸歴22年、お笑いを通じて、私が得た真実の1つに「どうか皆様、友達だけは大切にして下さい」が有ります。

学生時代、友達が1人も居らず、修学旅行で誰にも一緒に行動して貰えないから、引率の先生と遊園地の「ミラーハウス」に入ったら、自分の顔が沢山写り、それを見て気絶した、

クラスの不良に朝まで石炭小屋に閉じ込められた、

卒業式、何故か裏門をこじ開けて走って逃げた、

44歳にもなって1回も同窓会に呼んで貰った事の無い男が得た、真実です。

▲44歳にもなって1回も同窓会に呼んで貰った事の無い男

ここで云う「友達」とは、

「マヂカルラブリー」「アルコ&ピース」「ランジャタイ」等を指します。

“地下芸人”時代、苦楽を共にしてきた友達。

「野田クリスタル」に関しては、アイツが16歳の時に出会っています。ウチらが23~24歳の頃、まだ芸歴2年目だったと思います。

ヨレヨレのスーツを着た坊主頭と、あの頃、とにかく一緒に居ました。

土曜日の昼間のライブ、お客様もまったく入ってないライブで、アイツが「今日、高校の文化祭なんですよ」と楽屋で言っていて、衝撃を受けました。

普通、高校生だったら、文化祭で漫才してキャーキャー言われたい。そんなオファーもあっただろうに、敢えて地下ライブに出ている。

その時に「あぁ、同い年だったらコイツに負けてる」と思ったのを覚えています。

魔法のiらんど(当時のインディーズ芸人にとって、情報発信の場として欠かせない無料のサイト)でウチらのHPを作ってくれた初代管理人でもあります。

その時「としさん、日記書いたほうが良いすよ」と勧めてくれたのも、野田クリスタル。結果、今に繋がってるとも思います。

只、野田クリスタルは、まさに“普通の1年目の芸人がやるようなお手伝い”というのは、していませんでした。

音響照明受付道具出し、そういうのは一切やらず、メンバーとして1年目からライブに参加していました。

勿論、生意気なのもありましたが、そういうオーラを当時から出していました。

渋谷シアターDのオールナイトライブで、ウチらと野田が好き勝手にガヤを飛ばしていたら、同期のゴー☆ジャスが「お前は野田を甘やかし過ぎだ」と怒鳴り、朝まで説教されたこともありました。

そんなゴー☆ジャスも、今では毎年お正月恒例の『マヂカルラブリーno寄席』に参加。
好き勝手にガヤを飛ばしてたら、「今日は楽しかった」と打ち上げに参加し、その風景を皆で楽しく記念撮影。

絶対NGの“素顔ゴー☆ジャス”を晒されても「良い良い、チャンピオンだから」と言う始末。

野田は偉くなったんだなぁと思ったもんです。

▲2024年も『マヂカルラブリーno寄席』はあります