2月8日に放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の企画「私たちの宿 ドーミーイン芸人」はご覧になっただろうか? 昨今、どのビジネスホテルも美味しい朝食を提供したり、露天風呂を導入したり、おしゃれな内観に改装するなど、各社のこだわりのサービスを提供することでしのぎを削り合っているが、その先駆けとなったのがドーミーインだ。常に高いホスピタリティを更新して人気を博している。

ドーミーインには、“ドミニスタ”と呼ばれるドーミーインのファンがたびたび訪れる。観光やビジネス利用だけではなく、ドーミーインそのものを目的としてやってくる宿泊客も多い。『アメトーーク!』に出演した芸人が口にするように、“高級ホテルや海外旅行を超える”ほどの魅力を内包しているようだ。

※各種設備や備品・サービスは施設により異なります。

▲『天然温泉 扇浜の湯 ドーミーイン川崎』のスタイリッシュな外観

リピートしたくなる! ドーミーインのこだわり

ドーミーインの魅力を構成する要素といえば、番組でも挙げられたドーミーインの4大魅力ポイント「大浴場」「朝食」「快適な客室」「無料サービス」だろう。      

1つめが「大浴場」。ドーミーイン系列には天然温泉の大浴場と、こだわりのサウナがある。そのホテルから見える景色を各地の絶景や時のうつろいが臨めるように設計されているのだ。大浴場の混雑状況は、客室のテレビで確認することが点も見逃せない。

また、女性大浴場の脱衣所には、リファやパナソニックのドライヤーなど高級な家電が揃ってあり〔※対象外の施設もあり〕、ビジネスホテルと言いつつも女性客が楽しめる要素が充実している。

『天然温泉 扇浜の湯 ドーミーイン川崎』の女性大浴場には、日の出が見える小さな窓があり、繫華街にいながらも気持ち良い眺めを堪能できる。日の入り、日の出時刻が書いてあるボードが用意されているので、その時間にめがけてお風呂に向かうことができるのもうれしいポイントだ。

▲『天然温泉 扇浜の湯 ドーミーイン川崎』の露天風呂(女湯)

2つめの「朝食」。ホテルごとに、その地域の名産やグルメがバイキング形式で味わえる。新鮮な魚介の丼ぶりや揚げたての天ぷら、ライブキッチンで作られた出来立てのオムレツを提供しているホテルなど、どこに泊まっても地産地消へのこだわりと総意工夫がなされているし、どの時間に足を運んでも美味しく食べられる仕組みが形成されている。

『天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃金沢』で提供されている海鮮丼は、イカ・甘海
老・イクラ・漬けマグロなどを好きなだけよそい、赤酢の酢飯の上に乗せていくスタイル(赤酢飯と白米のどちらかを選べます)。どれもバイキングとは思えないほど新鮮でぜいたくな味わいを楽しめるのだ。〔※季節によりメニュー変更あり〕

▲『天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃金沢』の海鮮豊かな朝食ビュッフェ

3つめの「快適な客室」。寝床はシモンズ製のベッドなど、寝心地の良い素材を採用している。また、水回りと寝室のあいだにドアを設けることで館内廊下の雑音も軽減され、よりプライベートな空間を感じられるような構造となっているのだ。なにより、室内着とスリッパのまま館内のどこにでも行ける“我が家のような快適さ”に感動をおぼえる人は少なくない。これこそ、ドーミーインが「住むホテル」と呼ばれる理由だろう。

4つめの「無料サービス」。ドーミーインの代名詞といっても過言ではないくらい定着している夜鳴きそば、夜の時間帯にもお腹に優しい醤油味。麺の量は通常(ハーフサイズ)か大盛を選べることもできる。また「エビ天つきの年越しそば」など、季節のイベント感を楽しめるレシピが登場することもあり、ドーミーイン系列のリピート客を飽きさせない。また、ウエルカムスイーツや湯上りの乳酸菌飲料、アイスなど、至るところにサービスが張り巡らされているのだ。

そうだ、ドーミーインに行こう!

人気YouTuber・ぴや子氏の著書『日本全国オトナのごほうびビジホ旅』(小社刊)では、「天然温泉 扇浜の湯 ドーミーイン川崎」「天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃金沢」「ドーミーインPREMIUM名古屋栄」など、ドーミーイン系列のホテル5店舗の情報を詳しく掲載。

全国のビジネスホテルを旅するYouTuberであり、生粋の“ドミニスタ”でもあるぴや子氏による手書きのイラストや写真、テキストで各ドーミーインのすばらしさを詳しく深堀りしている。そのほかのドーミーインが気になった人は、ぜひ『酒飲み独身ぴや子の宿泊記』ものぞいてみてほしい。

〇【ビジホ飲み】なんだかんだドーミーインなんだよね〜!!!【ドーミーイン千葉city 】[酒飲み独身ぴや子の宿泊記]

 
▲『アメトーーク!』でダイアン・津田さんがプレゼンした『天然温泉 錦鯱の湯 ドーミーインPREMIUM名古屋栄』の紹介ページ (『日本全国オトナのごほうびビジホ旅』より)

また、2024年元旦に北陸の震災が起こってから1か月以上経過した現在(2月時点)、観光地の営業を再開した地域も増え、能登半島を除き金沢や富山などの各自治体では観光での来訪を推奨している。

『天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃金沢』『天然温泉 加賀の湧泉 ドーミーイン金沢』『天然温泉 剱の湯 ドーミーイン富山』『天然温泉 剱の湯 御宿 野乃 富山』などの北陸地方のドーミーイン系列のホテルも通常営業中だ。被災地の支援と応援も兼ねて、金沢・富山のドーミーインに足を運ぶのはどうだろうか。

どのホテルにも違った魅力があり、宿泊客にとことん寄り添ったサービスを提供してくれるドーミーイン。そのブランド力は今後さらに認知されていくことだろう。

▲『天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃金沢』の畳の敷かれた客室