『アップトゥボーイ』本誌で、2024年7月号から掲載がスタートした「恋する東京 真央さんぽ♡」。記念すべき第1回の舞台は、まおすけが行きたい場所として真っ先に挙げてくれた豊洲! このWEB版では、本誌に掲載できなかった未公開カットや豊洲を巡ったまおすけの感想コメントをご紹介していきます。
「がすてなーに」でエネルギーを楽しくお勉強
「真央さんぽ」第1回は、東京メトロ豊洲駅からスタートします。そもそも、彼女はなぜ豊洲へ行ってみたいと思ったのでしょう?
「昔、市場が築地から豊洲に移転すると知って、“じゃあ移転する前に行っておこう!”と築地市場に行ったことがあるんです。そのときに食べた海鮮丼が美味しくて! だから移転先の豊洲市場も興味がありました」
撮影を行なったのは今年4月、ちょうど桜が満開の時季で綺麗でした。ところで、桜の横に映っているのはゆりかもめの高架ですが、途中で止まっているような形状が気になる方もいるのでは? じつは、ゆりかもめ開業当初の2000年頃、現在の終着駅である豊洲からさらに先、勝どき駅付近まで延伸する構想があったんです。
しかし、その計画は同じく豊洲を通る地下鉄有楽町線を東陽町、住吉まで延伸する構想が持ち上がったこともあり頓挫。結果、このような気になる形状のまま放置される結果となりました。
「ららぽーと豊洲の周辺は何度か来たことがあります。ただ、市場のほうは行ったことがないので楽しみです!」
市場へ向かう途中で、まおすけが立ち寄ったのは、東京ガスが運営する「がすてなーに ガスの科学館」。暮らしを支えるエネルギーの特長やこれからの暮らし、SDGsや地球温暖化などの社会の課題について楽しみながら学べる施設です。2006年に開館し、今年2月には来館者が400万人を突破したそう。
こういった科学館を訪れるのは久々というまおすけ。施設内を案内してくれたコミュニケーターさんのお話を聞きつつ、実際に体も使いながらエネルギーへの理解を深めていきました。
ガス管のトンネルをくぐる直前の、ウキウキ感に満ちたまおすけスマイル! 黄色いヘルメット姿があまりにも似合っていて、撮影スタッフからは「今すぐにでもガス会社のイメージキャラクターになれそう」なんて声も上がっていました。
天然ガスは、マイナス162度まで冷やされLNG(液化天然ガス)となり、世界各国からタンカーで日本へ輸送。そして、海水のシャワーで再び気体に戻し、ニオイをつけて熱量を調整したら都市ガスとなり各家庭へ送られます。ちなみに、こちらは海水のシャワー(をイメージした光)を浴びるまおすけ。
電気に関するコーナーでは、電気が作られる仕組みや、さまざまな発電方法について学びました。巨大な磁石の模型を回して電力ゲージを貯め、スイッチを押して電球が光ると、まおすけもパっと笑顔に!
こちらは、再生可能エネルギーによる発電を体験できる模型。太陽光パネルに光を当てたり、風車をうちわで扇ぐと街に明かりが灯る仕組みです。ミニチュアの街からちょこんと顔を出し、カメラを向けられて茶目っ気たっぷりにこの表情。
ほかにも燃料電池のことや、地域全体でエネルギーを無駄なく上手に使う「スマートエネルギーネットワーク」、地震が起きたときのガスの正しい使用法などについて学んでいきました。
チームラボとタイアップした展示「お絵かきスマートタウン」。壁面いっぱいに映し出されたデジタルアートは、ただ眺めるだけでも壮観ですが、建物や生き物をタッチすれば音が鳴ったり動いたり、さらには再生可能エネルギーによる発電が始まったり天候が変わったり海からLNGタンカーがやってきたり…? 童心に帰っていろんなアイテムをタッチしては楽しんでいたまおすけでした。
入館料無料、予約不要(20名以上は要予約)で自由に見学することができる、こちらの「がすてなーに ガスの科学館」。この日も小さな子どもを連れたファミリーや、校外学習の生徒たちが訪れており、まおすけもちょっぴり懐かしい気持ちになったそう。
「この年になって、また科学館でいろんな体験ができたのが楽しかったです。“へぇ、そうなんだ!”と初めて知ることもたくさんあり、ガスやエネルギーのことを身近に感じることができました!」