秋の夜長に、「ゾゾゾ」のお時間が、やってまいりました――。

名実ともに“最恐No. 1ホラーエンタテインメント番組”と言っても過言ではない「ゾゾゾ」のメンバー落合氏と内田氏に突撃インタビューを敢行。

インタビューでは、お酒を飲みながら、それぞれに「秋の夜長に観たいホラー映画」を紹介してもらった。個性豊かなラインナップと「ゾゾゾ」メンバーならではの“見どころ”に注目しながら、ぜひ、この秋に観たいホラー映画を見つけてほしい!

「巨大化した動物とか岩石とかの戦いが好き」(落合)

トップバッターを飾るのは、番組のメインパーソナリティを務める“ゾゾゾの落合さん”こと、落合陽平氏。メインパーソナリティでありながら、もっともホラーと、遠いところにいる印象もある落合氏がセレクトしたのは、以下の2本だ。

▲落合

◇『来る』監督:中島哲也(2018年公開)
◇『ランペイジ 巨獣大乱闘』監督:ブラッド・ペイトン(2018年公開)

落合:ふだん、映画はそんな観ないんですよね。たとえばNetflixのオリジナルドラマみたいのもので、気になるものは観たりするんですけど。やっぱり映画となると、1時間半〜2時間あるんで、観る方も気合い入れないといけないですから。なので、自分からすすんで観るのは『シティハンター』くらいで、あとはメンバーから勧められたものを観るかんじです。

『来る』は、皆口くんから「これ、ホラーエンタテインメントだから観てください」って勧められたんですけど、めっちゃ面白かった! 僕の好みにちょうどハマったんですよね。とある儀式の準備のシーンで、BONNIE PINKの『Evil And Flowers』っていう曲が流れるんですけど、ちょっとアルマゲドンを彷彿とさせるかんじで、超アツくて……。

しっかり怖いシーンもありますし、怖くもあり、爽快感もありと、「ゾゾゾ」とは違うタイプのエンターテインメントを感じた作品です。『来る』は、僕みたいに、ふだんからホラーを観ない人でも楽しめると思いますよ。

で、『ランペイジ 巨獣大乱闘』。なぜ、邦訳が「巨獣大乱闘」なのかと思いますけど(笑)。ランペイジって、暴れ回るという意味らしくて。僕は、この元プロレスラーのドウェイン・ジョンソンが好きなんですよ。結構コミカルな役もやるし、なんかムキムキでかっこいい……みたいな(笑)。

で、映画は、ゴリラと狼とワニが、とりあえずスーパー巨大化して、町中を破壊するっていう。ハリウッド映画ですから、ミサイルも出てくるし、戦車も出てくるんですけど、とりあえずペシャンコにされるんです。ホラーではないですけど、こういうモンスター系の映画が好きなんですよね。

『アナコンダ』もそうですし、それこそ『ジョーズ』や『キング・コング』も好きだったし、『MEG ザ・モンスター』とか、ああいう動物モノが好き。巨大化した動物がむちゃくちゃ暴れるとか、とにかくストーリーがめちゃくちゃシンプルですし、観ていて爽快感があるというか、なんか楽しいんですよね。

ああいうタイプの映画って、絶対ハッピーエンドが確定しているから、安心して観られるのも好みのポイントで。皆口くんから勧められる映画は“ハッピーエンドじゃないんだろうな……”と覚悟して観るようにしています(笑)。

そうそう、Netflixの『トロール』もよかった。とにかく巨大化した動物とか岩石とかの戦いが好き、ってことですね。ホラーではなかったですね…(笑)。