17人とファンの皆さんの絆がとても深まった1年
――ふたりとも、悔しさを抱えながら「FINALIST」として活動されました。そこではどんな気持ちを抱えていましたか?
百瀬:ずっと悔しい想いを抱えていたんですが、皆で出演したTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)が本当に印象深かったです。初めてのステージを、大きなTIFでお披露目することができて、すごく嬉しかったです。
片瀬:悔しい気持ちと、ずっと隣り合わせだった1年間でした。リリースイベントなど、歌って踊って、どんどん輝いていくWHITE SCORPIONのことをみているのは、正直辛かったです。
でも、すごく充実していて、幸せな1年間だったな、と今となっては感じます。たくさんのファンの方に出会えて、どうなるのかわからない私たちをずっと応援してくれたこと。そして、曲もいただけて、17人でTIFにたつことができたのもとても嬉しかった。17人とファンの皆さんの絆がとても深まった1年だったと思います。
――1月29日にリリースされた1stデジタルシングル『I L U』のカップリング曲『僕のオーロラ』を歌われてます。この曲の印象についてお聞きできますか?
百瀬:何度も聞くうちに、デビュー前の辛かったこととか、嬉しかったこととか、自分たちの境遇を投影できるような曲だって事に気づいて、ずっと大事にしていきたい曲だな、と思いました。
片瀬:カップリングメンバー、みんなで歌詞の意味を話したりしたんですけど、自分たちの思いをぶつけやすい曲だし、可愛いだけじゃないカッコよさがあるんで、今回私たちはメインメンバーに選ばれなかったけど、この曲『僕のオーロラ』で爪痕を残してやりたい! くらいの気持ちになりました。
2025年は前のめりな1年に
――Rain Treeのみなさんに話を聞くと、一番の目標は「17人で東京ドーム公演」というので揃っているんです。でも、おふたりにはもっと突っ込んだ目標を聞きたくて。というのも、最終セレクションの自己PRで、百瀬さんは自作衣装で、SKE48さんの振りコピを披露していて、片瀬さんは袴姿で、競技用かるたを披露されてましたよね。自分がおふたりの立場だったら、あの場でそんなフルスイングはできないな、凄いな、と思って見ていたんです。
百瀬:ええ! 見てくださってたんですか(笑)。
片瀬:嬉しい! 私の目標のついてですが、もっと自分に自信が持てるような1年にしたいです。正直、この1年は名前のない「FINALIST」として、WHITE SCORPIONの下で活動する機会が多かったから、時々自分に自信が持てなくなることもあったんです。でも、今はRain Treeという名前をいただいたので、自分からもうどんどん取れるものは取っていこう、って気持ちでどんどん前のめりになっていきたいです。具体的には、ミュージカルが好きなので、ミュージカルの仕事ができたら良いなと思います。
百瀬:私も、少し似ちゃうんですけど、せっかくデビューさせていただいて、アイドルになるという夢を叶えたので、ここで満足せずに、もっと活動のうえで自分にしかないものを見つけていけたらなと思っています。ここまで、やっぱり努力したらした分だけ、自分の自信につながるし、結果になって返ってくるというのがよくわかったので、アイドルとして、自分を認めてあげられるくらいに頑張りたいなと思います!
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配信URL:lnk.to/TJnGk03u
〇Rain Tree(レインツリー)オフィシャルサイト
シングルごとに表題曲を歌うメンバーが選抜される「セレクション制」を導入しており、楽曲ごとに異なる魅力を発揮するのが特徴。2024年1月に1stデジタルシングル『I L U』をリリースし、メジャーデビューを果たした。
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