冷え切った体に名店『ラーメンおやじ』のスープが染み渡る

大学時代の悪友と待ち合わせたのは小田急線町田駅東口から徒歩5分のところにある町田の有名店『ラーメンおやじ町田店』。本場・北海道で作られた特製味噌とゲンコツスープ、そして玉子麵との相性は抜群で行列の途絶えない名店だ。町田のラーメンを語るにこのお店は欠かせないだろう。この日ももちろんお店の入口は行列。『PIA町田』といい『ラーメンおやじ町田店』といい、いいお店に人が集まるのは当然のことだろう。

▲この日も本当に寒かったが、風物詩の行列が途切れることはなかった

30分後の入店ののちに注文したのは「ネギオロジャン」。後引く辛さが絶妙なラーメンに、文字どおり新鮮なネギをたっぷりトッピングした逸品である(もちろん大盛り)。極寒の2月、ほのかな甘さを感じる濃厚でアツアツのスープが五臓六腑に染み渡る。これに黄色のちぢれ麵がからまり、寒さを忘れさせてくれるどころか、「町田まで来て本当によかった」と思わせてくれる極上の味。友人は看板メニューのおやじ麺と餃子セットを注文するとわずか5分で平らげた。美味しいのはわかるがもう少し味わってほしいところだ。

▲冷えた体の五臓六腑に染み渡る美味しさだった

リベンジしてよかった――最後は特化ゾーン突入で大まくり!

その後、友人とJRの『ルミネ町田』に向かい、共通の知人の出産祝いの商品を見繕ってから別れると、時間は16時ほどになっていた。せっかくなので『箱根そば 町田』も夕飯に食べて帰りたいが、あいにくまだお腹は空いていない。

となると『PIA町田』にリベンジに向かうのはユーザーの本能であろう。戻ってみるとやはり『ジャグラー』と『北斗の拳』が出ていた。『ジャグラー』は変わらず満席だったし、『北斗の拳』に至ってはほぼすべての台がプラス領域に。「やはりこの2台を打てばよかった」と後悔するもあとの祭り。自分が打っていた『スーパーブラックジャック』がその後も苦戦していたのがわずか心の救いであった(自分の打っていた台をあとから見に行くのはパチンコユーザーあるある)。

▲ジャグラーは数列におよぶ形で配置されているがどこも満席だった

次に自分が狙いをつけたのは最近お気に入りの『スマスロ ゴッドイーター リザレクション』。とはいえ、こちらも全席満台のようである。諦めて帰ろうとしたところ、たまたま空きが出たので迷わず着席。2万円を投資したところで流れが変わったか、AT2周目に特化ゾーン突入という幸運にも恵まれ、午後5時間ほどの勝負でほぼトントンまでこの日の収支を回復させることができた。AT終了時、サブパネルに銅のケロット(設定2以上濃厚)が出たことも、長期戦を決意させた要因になった。

遊技終了後、外は真っ暗になっていたが、ホールのイリミュネーションが町田の商店街を美しく彩っていた。勝負には大満足であったが、残念ながら『箱根そば 町田』はとっくに閉店時間を過ぎていた。「久しぶりに朝から打って楽しかったし、次回の3月3日にも来てみようかな」と企むとともに、今度こそは箱根そばを食べること決意した2月22日であった。 

▲午前中こそ苦戦したものの、最後まで粘った甲斐 があった