パチンコホールはどのように誕生するのか?
神奈川県鎌倉市に位置する大船駅。池袋、新宿、渋谷、恵比寿から電車一本で行けるため「湘南新宿ライン 大船」という字面をご覧になった方も多いのではないでしょうか?
横浜駅からも20分かからないので「大船といえば横浜市」という認識をお持ちの方もいるかもしれません。実はそれも誤りではなく、大船駅のホーム付近を流れる砂押川(すなおしがわ)は横浜市と鎌倉市をまたいでおり、その砂押川から北半分が横浜市、南半分が鎌倉市になっているのも大船の特徴と言えるでしょう。
また、電車の利便性の良さでも知られています。横須賀線、湘南新宿ライン、東海道本線、根岸線の4路線(JR東日本)が乗り入れ、東京方面のみならず、小田原や熱海といった観光地に1時間以内で行けますし、湘南モノレール江の島線まで含めれば、神奈川県の海岸沿いの主要地までほぼ網羅できます。JRの4路線にはグリーン車も常設されており、ちょっとした旅気分で電車移動を楽しめます。
さらに、駅から徒歩圏内に鎌倉女子大学、湘南鎌倉医療大学、鎌倉芸術館などがあり、学問の街としても名高く、エキナカには定番の「アトレ大船」、駅前には「大船ルミネウィング」、「松竹大船ショッピングセンター」(施設内にイトーヨーカドーやBOOK-OFFあり)などの大型店舗が密集して存在。かつ駅周りには昔ながらの鮮魚屋さんや八百屋さんも元気に経営しており、ショッピングに困らない町という一面も持ち合わせています。

一方で見逃せないのが下町としての一面です。もとは鎌倉郡小坂村という名称で、鎌倉市に編入されたのは1948年ですが、大船駅の開業は1888年で、当時から住宅地と商業地として発展していったそうです。その名残が閑静な住宅街と「大船仲通商店街」。商店街の居酒屋はお昼から深夜まで通しで営業しているお店が多く、明るいうちから一杯やっている地元の方々を多く見かけます。そのほかチェーン店ではない老舗の定食屋さんやラーメン屋さんも多く、このアットホームな雰囲気は病みつきになりますね。

そんな背景もあってか、『パーラージアス大船』『ZAP大船』『パチンコ大船会館』といった地元密着型のパチンコホールも軒を連ねており、学生などの若い層と高齢者層がバランス良く遊技を楽しんでいる印象。そんな大船のユーザーをザワつかせているのが、「パチンコ出展予定地」の看板です。しかも2か所も!
そんな情報を受けて大船に行ってきたのですが、くだんの看板は一か所目が駅から芸術館通りを進んだ右手、もう一か所が左手にある横浜銀行の正面のコンパクトな土地。特に目を引いたのが「2024年6月17日」という看板に書かれた文言。当日はあいにく雨でしたが、すでに工事関係者が地盤工事に入っており、年内のグランド・オープンを予感させる空気を強く発していました。

かつて『シムシティ』という都市経営シミュレーションゲームがスーパーファミコンで大ヒットしましたが、どのように施設や街が出来上がっていくのかは人間の本能として気になるもの。

実際、昨今では珍しく(居抜き物件ではなく)更地からパチンコホールがどのように、そしてどれぐらいの期間を要してできていくのか、さらにはどうやってパチンコ・スロット台が搬入されていくのか大いに気になるところ。ということで、ニュースクランチ編集部では、大船に建設が予定されているパチンコホールの誕生までを1か月タームで追っていきたいと思います。
余談ですが、某ホールで新台のスマスロ『L 東京喰種』を打ち、なんと設定4以上が濃厚といわれる金トロフィーが出現したもの、結局4万円を失う羽目に。

帰りは駅構内の『髙久ぱん』(大正13年創業)で買った名物のアンパンを泣きながら食べ、この損失は新しくできるホールで取り返すと誓った3月のとある雨の日でした。
