今やYouTubeの実践動画でチャンネル登録者数53万人を誇る『1game』(ワンゲーム)。そもそも1gameとは、ユーザー、ファン自身の力でパチンコ・パチスロ業界を盛り上げようという集団のこと。今回、登場するのはそんな“1gameのボス”こと、てつ氏(@tetsu0722)です。昨年は処女作『パチスロ馬鹿が動画配信を始めたら再生回数が1億回を超えました』の大ヒットで世間を脅かせましたが、1月に始めたオンラインサロンも絶好調! 今回はその知られざる舞台裏と、てつ氏の隠された意図について聞いてきました。

きっかけは「みんなででっかい規模の何かをつくりたい」


――さっそくですが、1月に開設したオンラインサロン『1GAMEてつのオンラインサロン 遊び人ギルド』について聞かせてください。てつさんはここまでの人数(2020年3月26日現在、3270人)は予想できていましたか?

〇1GAMEてつのオンラインサロン 遊び人ギルド

 

てつ 正直、ぜんぜん予想以上でしたね。多くて500~1500名かなと思っていたので。そしたら2000、3000人をあっという間に超えたんですけど、管理のことも考えて、いったん入会を打ち切りました。いろいろ落ち着いてきた現在は解放してますけどね。

――告知から受付の時の勢いはスゴかったですよね。そもそもオンラインサロンの開設のきっかけはなんだったんですか?

てつ 代理店勤務の知人が開いたBARのオープン記念に顔を出した時、僕が自分のTwitterに「今日はここのBARに来たよ」って気まぐれで呼びかけをしたんですね。そしたら視聴者さんが来てくれて、席で向き合って話すことになって。僕って、わりと視聴者さんとかかわらないようにしてきたんですけど、その日ばかりはちゃんとかかわったら面白くなって。

――てつさんの中の人はシャイなので、たしかに珍しいケースです。そこからオンラインサロンの話になったんですか?

てつ いきなりオンラインサロンの話ではなくて、「すごい大人数がかかわって何かやりたい」、「みんなででっかい規模の何かをつくりたい」っていうところが出発点ですね。それが去年の夏。そこからサロンをできるだけ早くやろうと思い始めたんですけど、各地のホールでの実践や来店、テレビ出演、講演会の打合せ、具体的には言えないですけどほかに大きな話もあり年末までバタバタしてしまって、ようやく1月の中旬に開設できました。

――そうそう、3月23日の「ホールへの来店休止宣言」も大変な話題になりました。これってオンラインサロンの開設とリンクする話なんですか?

てつ 実は1年以上前から、「来店は徐々に減らす」ってことで、ずっと会社に調整はお願いしてました。来店はもともと「動画収録の依頼を受け切れない」という理由で始めたんですが、そこに時間を取られるよりも、新しいプロジェクトを始めたり、やりたいことに時間を使おうということで、皆さんには納得いただきました。ダラダラやるのもよろしくないので、ここらでスパっと無期限で。だから休止宣言はオンラインサロンの前から進めていた話なんで、時間軸でいうと無関係。でも、「自分の資産価値を高める」という視点ではリンクしますね