今やYouTubeの実践動画でチャンネル登録者数53万人を誇る『1game』(ワンゲーム)。そもそも1gameとは、ユーザー、ファン自身の力でパチンコ・パチスロ業界を盛り上げようという集団のこと。今回、登場するのはそんな“1gameのボス”こと、てつ(@tetsu0722)氏です。昨年は処女作『パチスロ馬鹿が動画配信を始めたら再生回数が1億回を超えました』の大ヒットで世間を脅かせましたが、今年1月に始めたオンラインサロンも絶好調! 今回はその知られざる舞台裏と、てつ氏の隠された意図について聞く第2弾です!

サロンをやることで自分の「資産価値」が高まっていく

――おかげさまで先週のオンラインサロンについてのインタビューは好評でした。ただ、どちらかというと「理念」について詳しく語っていただいたので、今回は実際の活動についてお聞かせください。

パチスロ馬鹿がオンラインサロンを始めたら会員数が3000人を超えました

てつ わかりました。まず、何より「みんなで一緒に大きいことをやろう!」という気持ちが強いので、まずはサロンのメンバーと会う機会を積極的につくろうと考えました。直接話すことで学ぶことってたくさんあるんで。僕からの一方通行だけでは、サロンの価値は高められませんしね。今はこういう状況下なので、自重していますが。

――実際、メンバーと以前に交流しましたよね。まだサロンに入っていない方々のツイートを拝見していたら、「あれ、てつ氏、本当にオフ会に来たの?」ってザワついてました。けっこう前の話になりますが、金沢のオフ会にも……。

てつ 大遅刻しましたけどね(笑)。現地で急な仕事が入ったので、ほぼ終了ぐらいの時になっちゃいました。なもんで、皆さんとガッツリは話せなかったんですが、隣の富山県や、東京からも来てくれてて。やっぱり、そこに来る人ってどんな人か知りたいじゃないですか。熱量が多い人、コミュニケーション能力が高い人、あと、僕がハンドルネームを憶えている人もいましたね。不特定多数の中の誰かより、名前を知ってる人がいるのって嬉しいなって。そこもSNSとは違う決定的に違いますよね。

――ということは、人見知りの激しいてつさんもすぐになじめたんじゃないですか?

てつ いや、人前に出るのは緊張する(笑)。

――実践ではあんなに世に露出しているのに(笑)。

てつ いやいやいや、オフ会の場に入るのは緊張しますよ。部屋に入る時も、「どうも~⤵」って小声になりますもん(笑)。しかも金沢の時は大遅刻だったんで、すでにみんな出来上がってるわけっじゃないですか。お店に着く前から「緊張する~」ってなってました。

――そこはサロンでも変わらないんですね(笑)。ここで「オン」に話を戻しますが、サロンだと可能な限り、メンバーからの質問に答えている印象です。

てつ 実は「みんなに返信する」というのは、昔、ブログを立ち上げた時にもやってました。最初は閲覧数も少なかったし。それが本当はベストですよね。で、次に始めたのがTwitterですけど、SNSはキリがない! 僕のTwitterはフォロワー数がエグすぎだし、ひとりにリプすると「なんであの人には!!」って不平等感も生まれちゃう。たまたまいい質問がある時には答えたりしてますけど、まぁ全員には無理ですよね。

――でも、サロンではあそこまで返信するとは正直、意外でした。

てつ わりと長文で。質問の分量よりも長い時がありますからね(笑)。サロンをやっている人の中には、顔文字を使いまわして全員に同じ返事をしている人とかいますけど、アリバイ仕事はしたくないです。価値がないので。

――「(^-^)」「(^_-)-☆」「( `―´)ノ」みたいなパターン!

てつ そうそう、「適当にやってるな」って。あと、やっぱり悪意のない質問って答えやすいんですよ。SNSだと「釣りかも?」って身構えちゃうから。変な釣りもないし、治安もいいし、メンバーの質問も真剣なんで、「メイクをしたてつ」ではなく「中の人」でいられる。ついつい時間を忘れて返信しちゃいますね。

――ちょっとゲスな質問で恐縮なんですが、まとめサイトで「てつ氏、月収600万円!」みたいな記事がありました。それに対する書き込みも辛らつで。まあ、月会費が2000円で会員が3000人だと計算しやすいのもあるので、どうしてもやっかみの対象になりますよね。

てつ なーんにも考えてないです。あるとしたら、自分の資産価値が高まっているだけ