なみけしの楽曲の魅力とは?

――良かったです! さて、なみけしさんといえば、楽曲の素晴らしさも魅力としてよく挙げられると思うので、今回は1人ずつ自分の好きな曲について語って頂ければと思います。まずは廣川さんから。

廣川:わりと最近出た曲で『夢に続くストライド』という曲があるんですけど、その曲の一番好きな歌詞が“何も上手くいかないからと/投げ出した日もある/だけどまだ 止まれない/涙目でも前向いて”ってところで。この曲を披露したのが年末のワンマンで、ちょうどTDCが発表になった日だったんですよ! 私たちの今の想いとリンクしているし、聴いてくれた方も前向きになれると思います。

▲廣川かのん。3月1日生まれ。福岡県出身。

滝口:私は『いつまでも好きな人』という曲で、切ない恋愛ソングなんですけど、“こんなにも淋しいのは/君がちゃんといた証だ/もしも世界が君を忘れちゃっても/僕は忘れないよ”ってところが、大切な人がいなくなったことが悲しいけど、その悲しい気持ちが自分の中に残ってることを前向きに捉えるっていうのが、共感したしすごい表現だなって思いました。

堀川:『ホワイトイノセンス』という曲の自分のパートで、“待っててね 相応(ふさわ)しくなるから”って歌詞があるんでですけど、この曲が披露されたときって私はまだ17歳で、未成年だから特典会も22時以降は出れなかったりとか活動に制限があったので、ファンの皆さんに“成長するから、待っててね!”って気持ちをすっごい伝えたいって思いながら歌ってたんです。今は19歳になって特典会も22時以降出れるようになったけど、歌ってて自分の成長を実感できる気がして、大好きな曲です!

高松:私が好きなのは『かわいくなって世界変えたい』です。自分がDメロを歌うんですけど、そこをなぜかファンの人が一緒に大合唱してくれるんですよ(笑)。誰かが歌い出したら、それが自然に広まって定着しちゃった感じで!

――振りコピじゃなくて一緒に歌っちゃうのは珍しいパターンですね!

高松:そうなんですよ! 披露する回数が増えるにつれて、歌ってくれる人もどんどん増えていってくれて、最近はマイクを通した私の声より大きいくらい(笑)。この曲を知ってくれてる人がそれだけ増えたんだなって気持ちと、単純にみんながすごい楽しそうだから、歌ってて嬉しいです!

白浜:『未来で待ってて』って曲に“答えのないなみだ 何度も越えてめぐり合った”って歌詞があって、この“なみだ”が平仮名なのが私たちのことを指してる気がして。私たち全員アイドル経験者なので、過去の活動の中で色々あって涙を流してきたけど、それを乗り越えてめぐり合ったメンバーって意味なのかなって個人的に解釈してて、しかもここ全員で歌うパートなんですよ! めちゃくちゃいい歌詞だなと思って、歌うたびに感動します!

高松:私は『青春イマージュ』って曲で、1周年のときのZepp新宿でお披露目した曲なんですけど、“来年も君のそばにいれたらいいな”って願望が、なんかすごいいいなって思って。ファンの人が来年も私のことを応援してくれてて、一緒に過ごせるって保証はないわけじゃないですか。だからこそ普段も気持ちを込めて歌ってるし、生誕とか周年とかで歌うと、もっと感動します!

▲高山結衣。12月14日生まれ。埼玉県出身。

 

メンバーを他己紹介!

――今のお話聞いてから曲を聞くと、全然印象が変わる気がしますね〜。さて、1人のメンバーのキャラクターを他の5人が紹介する“他己紹介”、以前のインタビューでもやってたと思いますが、時間も経って変化してると思うのでまたやりましょう。まずは廣川さんはどんな人でしょうか?

高山:真面目でフワフワしている。

高松:心が優しい。

白浜:本当に性格がいい!

――絶賛ですね。この前WALLOPの番組で廣川さんのフリップの好きなアイドルの項に“わーすた”って書いてあって、“え? そのネタ(廣川奈々聖さんの実妹)出していいんだ?”って思ったんですけど(笑)。

廣川:ぜんぜん大丈夫です(笑)。でも家族だから好きとかじゃなくて、わーすたさんのワンマンに行くと毎回泣いてます。プリキュア的な存在なんです!

――実の姉がプリキュアなのすごい! 滝口さんは以前の取材で、“消えるキャラ”が世間に衝撃を与えてましたが。

白浜:最近あまり消えない気がする。

滝口:その頃ポケモンGOにハマってたんですよね。食事のときとかによく捕まえに行ってて(笑)。それが消えてた原因だと思います。

▲滝口愛奈。9月30日生まれ。千葉県出身。

堀川:でも一番真面目な気がする。ライブの時も一番早く楽屋に入ってる気がする。自分が入る頃にはいつも声出しとかダンスの練習してるイメージがあります。

――消える人だったのが、一番先に存在する人に!

高松:謎なのが、面白いことがあってもその場で言わないんですよ。すごいネタを溜めて溜めて、後になってから言うっていう!

――やっぱり変わった人ですね……。堀川さんは“子ども! ガキ!”呼ばわりでしたが、その後成長は?

高松:まあ前よりはだいぶ……?

白浜:ゔ〜ん……(腕組み)。

――白浜さん厳しい目ですね(笑)。

白浜:一番面倒見てるんでね〜!

滝口:でも時間は守るし、入りの時もちゃんとメイクしてくる!

高松:意外と人のことをよく見ていて、結構メンバーの変化に気づいてくれるんですよね。

――それは大人だ! では高松さんは?

滝口:他のメンバーがどうしようどうしようって誰も1歩前に出れないときに、率先して前に出てくれたり発言したりしてくれるので、助けられてばっかりだなって思います。一歩踏み出してくれるから、後からみんなが続いていける。

白浜:逆にいないときは、誰も前に出て行かない(笑)!

――頼りすぎでは(笑)? ではそう言う白浜さんは?

滝口:しっかりしてるんですけど、それ以上にワードセンスとか、言うことがいちいち面白いんですよ。楽屋でずっと喋ってて、ムードメーカー!

高松:つゆちゃんは声が高いので、何してても“ちいかわ”みたい(笑)。モノを落としたりコケそうになったりしたときに“ヒャーー!!”みたいな声を出してて、それがめっちゃ面白くて!

――最後に高山さんについてお願いします!

滝口:可愛いとかストイックとかもあるんですけど、頭の回転が速いんですよ! ちょっと前のライブで、私が告知でうまく言葉が出てこなくて失敗したことがあって、そのすぐ後に“こういう言い方なら今後も使えると思う”とかすぐパッと言ってくれたりとか。

廣川:こっちが“どうしよう?”って困ってるときに、“大丈夫だよ。○○だから”とか“大丈夫だよ。○○すれば”とか、具体的なプラスの言葉を必ず言ってくれて、そのアドバイスが毎回すごく的確なんです!

――顔面国宝に加えて、しごできビジネスマンの見本みたいじゃないですか! すごすぎる。このメンバーで年末のTDCに向けて邁進していくわけですが、さらにその先の野望みたいなものがある人がいたらお願いします。

滝口:私は、やっぱりいつかは武道館に立ちたいです。まだまだ実力が足りないことは承知なんですけど、TDCで終わりだと自分たちも思いたくないし、ファンの皆さんにも思って欲しくないので。先の先まで見たいなって思います!

白浜:そして武道館に立てるくらいになったら、最初に出てきた表記の問題も、多分もう勝手に予測変換で“なみだ色の消しごむ”って出てくると思うんですよ(笑)! そうなったら間違われることもなくなるので、予測変換で出るようになるのも目標ですね!

――そんなアイドルの目標初めて聞きましたが(笑)。頑張ってください!

高松:まずその前に、今年の夏フェスの天下取ります!!


【メンバープロフィール】
⚫︎白浜つゆは(しらはま つゆは)
2月5日生まれ。埼玉県出身。X:@tsuyuha_nmks、Instagram:@tsuyuha_nmks
⚫︎高松穂乃花(たかまつ ほのか)
7月12日生まれ。埼玉県出身。X:@honoka_nmks、Instagram:@honoka_takamatsu_
⚫︎高山結衣(たかやま ゆい)
12月14日生まれ。埼玉県出身。X:@yui_nmks、Instagram:@yui_takayama_
⚫︎滝口愛奈(たきぐち あいな)
9月30日生まれ。千葉県出身。X:@nmks_aina、Instagram:@takiguchi_17
⚫︎廣川かのん(ひろかわ かのん)
3月1日生まれ。福岡県出身。X:@kanon_nmks、Instagram:@kanon_hirokawa
⚫︎堀川すず(ほりかわ すず)
2月11日生まれ。大阪府出身。X:@suzu_nmks

プロフィール
なみだ色の消しごむ
2023年7月デビュー。2024年8月にTOKYO IDOL FESTIVALに初出演。12月30日に行われた東名ツアー東京公演で2025年12月29日のTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブ開催を発表。4月30日にはZepp Nagoyaで3rdワンマンライブ『ブルーミングパレード』が開催される。グループ公式X:@namikeshi_info
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