2023年7月にデビューして、圧倒的なビジュの良さと安定のパフォに刺さる楽曲で一気に人気上昇。結成1年にして昨年夏にTIF出場、関ケ原もメインステージ登場とまさに破竹の勢いな“なみだ色の消しごむ”。今年の年末には過去最大のTOKYO DOME CITY HALLでのライブも決定。近々の4月30日は3rdワンマンライブも控える中、しっかり前を見ている6人の言葉をお届け。キャラや楽曲についてもたっぷり聞いてます!
なかなか正確にグループ名を書いてもらえない!
――まず最初に、インタビューで必ず聞かれると思いますが、この独特のグループ名について、みなさん最初に聞いたときの第一印象はどんな感じだったんでしょうか?
堀川:なみだと消しごむ? どういう組み合わせ? とういうこと!? というのが最初に思ったことです!

高山:なみだ色って聞くと水色が思い浮かんで何かちょっと可愛いかもって思ったけど、消しごむで“え?”ってなりますよね(笑)。
滝口:ちょっとヘンテコだな〜って思いました。
白浜:最初にコンセプトとかグループ名の意味とか書いてある紙をもらってたと思うんですけど……。正直、何が書いてあったかあまり覚えてなくて。
――ひどい(笑)。グループ名に関して、周りから言われたりとか、印象に残ってることはありますか?
高松:私の友達はみんな“消しごむはさ〜”とか消しごむ呼びなんですよね(笑)。そっちの方が印象が強いらしい。
高山:初期の頃は特に、楽屋の入り口に貼ってある紙とか、対バンライブのタイムテーブルとかで、“色”と“消し”がどっちも平仮名だったり、どっちか平仮名だったり、誤字が本当に多くて! 結成してもうすぐで2年なんですけど、誤字がなくなったら嬉しいなと思いつつ、まだなくなってなくて! まだまだ力不足です!!
――表記の正確さを認知度のバロメーターとして捉えてるの非常に面白い(笑)! 初めて聞きました!!
白浜:ちなみに昨日の対バンのタイテ(タイムテーブル)も、“ごむ”カタカナです!

――あ゛――――ッ(悲)!!! だいぶ雰囲気変わりますよね(笑)。
高松:めっちゃ多いんですよ。
廣川:悩みです(笑)!
順調なキャリアだからこそのプレッシャー
――今や王道対バンでは必ずトリに近い位置の有力グループなのに何故!? 実際最近の近い系統のグループの中では一番順調で、こんなに早く波に乗れたグループってない気がするんですけど、ご本人たち的にはどうなんでしょうか? “いやいや、意外と大変だったんですよ”みたいなことがあったりしますか?
高松:やっぱりすごい環境に恵まれてて、周りの方々のおかげで順調に行かせてもらってるな〜とは感じますね。
高山:う〜ん……。恵まれてるけど、ついていけてない……。
――それはどういう面で?
高山:やっぱりすごいスピード感で大人の方々が進めてくださってるけど、自分がまだそれにふさわしい力をつけれてない気がする。そこまでファンの方々が増えたって実感もなくて…….。
――いやいやいや!! 去年の関ケ原のメインステージの盛り上がりはもはや伝説じゃないですか! 自分も見ていましたけど、野球場2個分くらいのスペースで、見渡す限り全員振りコピ! みたいな!
高山:あれは、その後に白キャン(真っ白なキャンバス)さんがいたから……。
高松:え〜っ!? いやもちろん白キャンさんはすごいけど、それだけじゃないでしょ! そんなふうに思ってたの(驚)!?

――ここに来て判明する解釈の違い! 高山さんの自己評価の厳しさが心配なほどです。じゃあ年末のTDCホールワンマンが知らされたときも、そんなに“いえ〜い!”って感じじゃなかったんでしょうか?
白浜:でもそこはみんな“いえ〜い!”じゃなかったかもしれない。去年の年末のライブ中にサプライズ発表だったんですけど、とりあえずめっちゃ泣きました。何のことかわからない。想像ができなさすぎて。受け止められない感じで泣いてました。
滝口:その発表までTDCホールに立ったことが一度もなかったんですよね。ワンマンの規模が大きくなっていくことに対して、発表された瞬間は、頑張って追いつかなきゃっていうより、あまりにも未知な領域で! 恐怖のほうが大きかったです。
――恐怖!!! でも客観的に見てると、今のなみけしさんの勢いを考えたら、年末TDCは全然順当な印象ですけどね。
全員:いやいやいや!!
白浜:今までのワンマンってO-EASTとかZepp新宿だから、3倍くらいですよ!
――めちゃめちゃ順調でも、いや順調であればこそ、メンバーのみなさんはプレッシャーで大変だったりするんですね……。TDCに対しては、その後、気持ちの切り替えみたいなのはできたんでしょうか?
堀川:私は今、なみけしを知ってもらうために、SHOWROOMの配信をたくさんするようにしてるんですよ。ファンの方も来てくれるんですけど、そこで初めて私の存在とかグループを知ってくれる人も多いので、それがTDCにつながっていったらいいなって、続けていこうと思ってます。
滝口:今年に入ってから、ボイトレやダンスレッスンを多く入れてもらえるようになったんですけど、実はそれがTDCに向けたものだって最近知って! すごく有難いなって思って、ちゃんとそれに応えて、パフォーマンスを向上させていきたいです!
高松:発表されたときからほぼ1年後の開催だったので、その1年で何をしてきたがTDCに出るってことだと思うので、この夏とかいっぱいいろんな人に知ってもらって、もっとなみけしがいいグループなんだよってのを見せて、ワンマンに来てもらえるようにする1年にしようって、だいぶ前向きになれた感じですね。