息の合ったしゃべくり漫才で、「M-1グランプリ」では2018・19年と2年連続ファイナリストとなった見取り図(盛山晋太郎[写真左]・リリー[写真右])。ツッコミの盛山晋太郎とボケのリリーの小気味いい会話のやりとりは、バラエティー番組などでも存分に発揮されている。

この連載では、歯に衣着せぬ発言を恐れない2人に、“男がかっこいいと思う男とは?”というお題のもと、自由気ままに語ってもらう。更に、イラストも描いてかるたを作る!

――今回は、「へ」でお願いします。

リリー 「へ」。へか。兵役行ったやつ。

盛 山 兵役まっとうしたやつかっこいいな。

リリー 今だと韓国とかありますけど。昔の日本も。

盛 山 やっぱり、お国のために戦ってますからね。なんでも、故郷のために頑張る人はかっこいいですよ。どの国であろうが。

リリー へつらわないやつとかね。

盛 山 …ヒッチハイク!

リリー 「へ」や(笑)。

盛 山 (笑)。へ、ヘッド…。

リリー ヘディング上手いやつ。

盛 山 ヘディング上手いやつかっこいいですね、ドログバ※1とか。

リリー スアレス※2とか上手いよな。

盛 山 ヘディング上手いってかっこいな。…ヘチマ直で食うやつかっこいいですね。「ええ!? 炒めへんの?」とか。へちま直食いはかっこいいですね。ワイルドやし。

――え、生で?

盛 山 はい(笑)。

リリー ヘリコプター持ってるやつとか。金持ちっすよね。

盛 山 自家用のね。道楽でしょ、ヘリを買うって。

リリー (桂)ざこば師匠くらいよな。

盛 山 (横山)やすし師匠もセスナ?(持ってた)。

リリー たしか、車も凄かった。なんやったっけ、ベントレーとか。何千万かするやつだった気がする。