深夜のごはんは“腹六分目”

☆朝だけではなくてランチも夕食もがんばりたい!
Q がんばって、すべての食事に気を配ったほうが効果が高いですよね?
A がんばらないようにしましょう!

せっかく腸活をやるのだからがんばりたい──その気持ちはとてもよくわかります。でも、とにかくがんばらないようにしましょう。

毎回、食事の内容に気を配ると、それ自体がストレスになり、腸の働きを鈍らせてしまいます。朝、朝食などで腸の機能を高めている分、お昼はほどほどにこってりしたメニューや脂身の少ないお肉料理など、好きな食事を楽しんでOKです。

少し意識するとしたら、食事の内容より、よく噛んで食べること。忙しいお昼時は、よく噛まずに食べてしまいがちなもの。早食いをすると、午後にお腹が張ったり、肥満につながったりするので、よく噛んで食べることを意識してくださいね。

☆深夜の食事はどうする
Q 仕事で終電になる日もたびたび。夜遅くの食事には何がおすすめですか?
A ヘルシーなスープごはんが◎!

油をたっぷり使った料理や脂身の多い肉料理は、消化に時間がかかり、腸に負担をかけるのでなるべく避けましょう。

おすすめは、味噌汁や野菜スープなどの消化が良いもの。体を温め、スムーズな睡眠を促してくれますし、満足感もあります。「どうしても物足りない!」「炭水化物を摂りたい!」と思う場合は、麦ごはんを半膳食べたり、うどんを半玉分入れたり、お豆腐を入れてカサ増ししたりと、ひと工夫をするといいでしょう。

いずれにしても「時間外」で消化・吸収活動をやらなければならない腸への負担をできるだけ増やさないように、“腹六分目”を心がけてください。

※本記事で紹介した方法を実行した場合、結果には個人差があります。また、持病をお持ちの方、現在通院されている方は、主治医と相談の上、実行してください。