「タマゴは一日1個だけ」は正しい?

ラーメンにタマゴを入れるかどうか、悩む人もいるようですね。中には「タマゴは一日1個だけ」という考えを守っている人もいます。

「栄養バランスの取れた完全食品」と呼ばれるタマゴですが「タマゴを食べ過ぎるとコレステロールがたまる」という理由で、敬遠する人がいるのも事実です。たしかに、食品の中でも卵黄には多量のコレステロールが含まれています。

これまではコレステロールを多く摂取すると、血管の内壁にコレステロールが付着してしまい、動脈硬化を引き起こす原因になるとされてきました。しかし、最近ではコレステロールが必ずしも悪者ではないという説が有力です。

というのも、身体の中には、至るところに脂肪が蓄積されているからです。少しぐらい脂肪を制限したところで、貯蔵庫から脂肪を取り出して使いますから、底をつくことは稀です。

このため、コレステロールの制限は、あまり意味がないと言われるようになりました。ただ、脂肪は、1g9kcalありますので、タンパク質や炭水化物に比べ栄養価が高く、肥満の原因になります。取り過ぎには、やはり注意が必要です。

また、タマゴのどこに注目するかで、食べ方は変わってくると思います。

例えば、一日に必要な摂取カロリーを簡単に摂れて、なおかつ低GIでタンパク質が含まれている、バランスのいい食事を目指すならタマゴは最適でしょう。10個も食べれば一日分のカロリーが摂れます。

タマゴは、そもそも命の元になるものですから、身体に悪いわけがありません。

その代わり、偏った食事になりがちですし、アレルギーの問題や、中に含まれている脂質の問題があります。あくまでバランスの問題なので、一日に2~3個食べてもまったく問題はありません。ただ、やはり高コレステロール血症(高脂血症)の人は、タマゴをたくさん食べるのはやめるべきでしょう。

▲「タマゴは一日1個だけ」は正しい? イメージ:PIXTA

※本記事は、今津嘉宏:著『115歳が見えてくる“ちょい足し"健康法』(ワニブックス:刊)より一部を抜粋編集したものです。