6月、7月、8月と3か月連続のライブを全力で駆け抜けたアメフラっシ。今週は8月15日(土)の有観客ライブ『RUN! RUN! LIVE! 2020』のハードだった舞台裏を、4人一緒に振り返ってもらいました。さらには、誰も知らなかったライブ終了後の夜の過ごし方についても独占直撃! 恐るべきメンバーたちの〇〇とはいったい……⁉

「ここで泣いちゃったらダメ」と涙を必死にこらえる

――さて、8月15日に約半年ぶりの有観客ライブ『RUN! RUN! LIVE! 2020』が日テレらんらんホールで行なわれました。絶対に「オープニングから泣くだろうな」と思っていましたが、グッとこらえましたね。

優月 私の中には「うれしいときに泣く」っていうルールがあるんですよ。久しぶりにファンのみなさんに会えて、うれしいって気持ちはものすごく大きかったんですけど、いや、今は泣くときじゃないなって。まだライブは始まっていないし、ここで泣くのは違うんじゃないかなって。ちゃんとライブが終わって、成功してこそのうれしさだから、ステージに立ったときに「いや、まだだ。ここで泣いちゃったらダメだぞ」と必死で涙をこらえました。

萌花 私も1曲目の歌い出しで、しかもカッコいい曲だから、絶対に泣いちゃダメだった。

――感動よりも、まずしっかりとしたパフォーマンスを見せることが最優先だったんですね。素晴らしい! ただ、有観客といっても規制が多くて、お客さんはマスクを着けたまま声も出せない。今までのライブの環境とはまったく違いました。

優月 でも、そこはファンのみなさんを信用していたので、まったく不安ではなかったです。いい方ばかりだって分かっているし、信頼感はすごくあるので!

愛来 そうだよね! ただ、初めてのことだから、お客さんの反応ってどういうものか分からないじゃないですか?

――もう最初から手拍子で温かく、そして熱く迎え入れてくれました。

愛来 私たちはステージの裏で待機していて、まず、ゆづからステージに上がったので、そのときの会場の反応を耳で聴くことができたから「そっか、こういう感じなんだ!」って。

優月 心構え、できてたんかーい(笑)! 私はいきなり体感したから、もう涙をこらえるのが大変だったよ。

――客席から見ていると、みなさんの登場シーンは逆光でシルエットになっているから表情までは分からないんですよ。ただ、それがものすごくかっこよかったし、ステージ奥の扉が開いて、そこから入場する演出だったので、あぁ、晴れて本当によかったな、と。その後も換気のために、何度か扉が開くんですけど、曇りや雨だったら、あそこまで「夏ライブ」感は出なかっただろうな、と。

萌花 アメフラっシのライブって、雨が降ることが多いんですけど、あの日は本当に運がよかったなって。

▲逆光のため、ステージ上に浮かび上がった4人のシルエットが実に印象的だった