年末に“シンボリックな出来事”が起きるかも?
――今年は、激動の年でしたし「序盤」と聞くと、驚く人も多いかと思いますが。
yuji そうですね。今年もいろいろあったわけですが、でも、実は2020年上半期のコロナショックは、時代の変革のためのプロローグにすぎないんです。お城でいったら、まだ城下町を抜けていないくらい(笑)。まだまだ序章なんです。
で、今年2020年の下半期に起きる目玉中の目玉は、特に10月23日くらいから11月22日くらいまでの蠍座期。ここがちょうど破壊力がメガトン級になるときなので、この時期に、さらなる“膿出し”が起きると思います。蠍座ということもあり、毒を持って毒を制するといったところでしょうか。だいぶドラスティックに世界が変わっていく感じです。
――しかも、12月には「グレートコンジャンクション」と呼ばれる、土台やルールに大きな影響を与えるという星の動きがありますよね。
yuji 面白いのは、実は土のトリプルグレートコンジャンクションと風のグレートコンジャンクションという、二つの星の動きが相次いで起こるんです。で、片方は超破壊、片方はアップデートを司るので、めちゃめちゃ破壊されて荒野のようになったところに、新しいものがガンガン積み上げられるという、いわば年末年始の突貫工事みたいなことが起きます(笑)。
時期的には、だいたい11月いっぱいは、破壊と創造の嵐が吹き荒れて、嵐が終わって更地になったところに、12月22日からのグレートコンジャンクションで、本当のニューエイジが始まっていく。僕はあえて「風の門」という表現をするんですが、これは単なる時代の移行ではなくて、まさに新しい時代の扉がバーンと開くイメージだからです。
――その時代の門は、いきなり12月22日に開くのですか? それとも徐々に?
yuji 徐々に、だと思いますが、ただ、シンボリックな出来事は起こるかもしれません。とはいえ、不安を掻き立てるわけではなくて、ここでのシンボリックな出来事とは、結果的にポジティブにつながることなんです。
これからは、才能はあるけど、なんらかの「型」で押さえつけられた人たちが、どんどん活躍できる社会になっていきます。まさに、適材適所。では、なぜこれまでそうならなかったのかといえば、上にいるストッパーたちが押さえつけていたからで、そのストッパーたちが、ブルジョアだろうがなんだろうが「飛んでけ、ドーン!」となるのが、今年なわけです(笑)。
――とうとう政治家もハンコを辞めるわけですからね。首相も、あと1年あるはずが……。でも、ポジティブな変化と聞いて安心しました。
yuji いや、もうめちゃめちゃ最善への道だと思います。ただ、その最善への道に立ちはだかるバリケードやストッパーが多いから、そのバリケードをすべて風神雷神が吹き飛ばしていく、みたいなイメージでしょうか(笑)。社会レベルでの出来事になるかと思いますが、個人レベルでも社会の出来事がトリガーとなって、影響を受ける人も多いかもしれません。