-20℃体験から巨大カニの爪!?
そして、この日最後の「道の駅オホーツク紋別」へ。
ここは流氷科学館と一体になった道の駅です。入館料はかかるけど、せっかく来たので展示を見ることにしました。その中でも-20°Cの世界を体験できる厳寒体験室は面白かったです。
真夏から一気に極寒の世界へ行けちゃうんです。入り口で上着の貸し出しがあるので(もちろん消毒済み)、それを着て、いざ厳寒体験室の中へ。
上着を着ていても、15分もいれば凍えそうになります。指先はものすごく冷たく、体はガタガタ震えてきて、もう限界。外に出た瞬間、思わず「暖かい~天国~」と声に出るほどでした(笑)。
テレビでよく見る、濡れた手ぬぐいを凍らせる体験ができたり、氷漬けにされた魚の水族館や本物の流氷を見れたり、大人でも十分楽しめます。ちなみに、試しに半袖のまま入ってみましたが、寒すぎて2分が限界でした。科学館にはクリオネもいて、ひらひらと泳ぐ姿はとてもかわいいです。さすが流氷の妖精、見ているだけで癒されますね。
道の駅の近くに、写真映えする場所があって、ちょっと寄り道。巨大なカニの爪のオブジェがあり、紋別では有名なスポットです。近くに寄ってみると、これがかなりの大きさ! 1人旅だとほとんど自分の写っている写真がなかったりするので、記念撮影することにしました。
デジカメのタイマーをセットして、バイクの上にカメラを置きます。これが難しくて、画角が曲がってたり、余計なものが写っちゃったりして、何度も撮り直しました。周りに誰もいなかったから良かったけど、1人でカニのポーズを取るのはちょっと恥ずかしかったな。
充実設備で快適だった紋別ベイエリアオートサイト
道の駅をあとにして、今夜の宿泊場所の紋別ベイエリアオートサイトへ。海の目の前のキャンプ場で駐車場も広く、多くのキャンピングカーがいました。
キャンプサイトの良さそうな場所はすでに埋まっていたので、サイトのはじっこの空いている所を選び、急いで設営。ここはサイトの前にも駐車枠があって、バイクを目の前に止められるのがありがたかったです。キャンプ道具の入ったバックはかなり重くて、運ぶのが本当に大変なんですよ。隣では、すでにキャンプツーリングの男性が焚火をして、肉を焼いている。う~ん、羨ましい……。
設営が終わった頃には、すでに日没間近になっていました。温泉へはバイクじゃないと行けないし、帰りには真っ暗になってしまうので、お風呂は翌日にして、早めの晩ご飯にすることに。買ってきたウインナーをフライパンで焼いて、あとはチーズとパンというメニューは、まるで男のキャンプ飯みたいですが(笑)、シンプルに焼いただけでもおいしいのがウインナーのいいところ。
あらびきウインナーは噛むとジューシーで、肉の味がしっかりとしておいしかったです。ウインナーと一緒に焼いたストリングチーズは、クロワッサンに乗せていただきます。残りの半分は、そのままさけるチーズとして。少し塩気があってそのまま食べてもおいしいチーズです。
道の駅で野菜が買えなかったために(野菜を売っている道の駅がなかったのです)、だいぶ肉肉しい食事になってしまったけれど、仕方ありません。
ワインでもあれば、いいおつまみだったのになぁ。道の駅でお酒も買えなかったので、飲み物は水でした(泣)。
食事をしていると、あっという間に暗くなってしまったので、食事を早々と済ませて寝る準備にかかります。トイレに行ってびっくり! キャンプ場なのに、なんとウォシュレット完備なんです。しかも洗面台からはお湯が出る。
何より一番びっくりしたのは、虫が1匹もいないこと! キャンプ場には虫がいるのが当たり前で、トイレに行くのが嫌だな~と毎回思うんですが、何で!?って思うくらい見事に虫がいない。今までキャンプ場でこんなにきれいなトイレを見たことがありません。お陰で安心して行くことができました(笑)。
暗くなるとともに、防波堤がライトアップされました。きれいだな~と見ていると、防波堤の向こうの水平線から、ちょうど月が昇ってきました。日の出ならぬ、月の出を見ることができました。満月だったのか、月明かりがすごく明るい。なかなか見ることのできない景色に出会えた、紋別の夜でした。
道の駅おこっぺ (https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/795/)
紋別郡興部町幸町(国道239号沿い)
道の駅オホーツク紋別 (http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/626/)
紋別市元紋別11(道道紋別港線沿い)
紋別ベイエリアオートサイト (https://o-tower.co.jp/publics/index/69/)
紋別市海洋公園1番地
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