韓国史で瞞されてはいけない10の大嘘
韓国の裁判所が、日本企業に戦前の「徴用工」(そんなものは存在しないが)について賠償しろという判決で怒っていたら、こんどは「慰安婦」に対して、日本政府が金を出せというさらなる第二幕です。
国と国との信頼関係はもちろん、国際法も条約も足蹴にするあきれた暴挙です。「司法権には介入できないから仕方ない」という人権派弁護士もいますが、それなら政治弾圧や人種差別でも裁判所が出した判決には、その国の政府も知らぬ顔をできるし、外国も抗議できないことになってしまいますから、呆れた主張です。
こうした一連の問題について、私は2019年にワニブックスから2冊の本を書きました。『捏造だらけの韓国史 – レーダー照射、徴用工判決、慰安婦問題だけじゃない』と『ありがとう、「反日国家」韓国 – 文在寅は“最高の大統領”である!』です。そのときに主張して好評だった話をもう一度想起していただきたいと思い、本日から3本の記事にまとめます。
これまで、日本人は「植民地支配」の負い目もあって、韓国を批判することには遠慮がありました。いつか日本人の功績もあるとわかってくれるという期待もあったと思います。しかし、ここまでエスカレートしてくると、そんな甘い考えは捨てて、日本人も正々堂々と反論したほうがいいでしょう。
ただし、これまで我慢してきたことは無駄ではないのです。もはや我慢は意味がないことを世界に説明しやすいからです。
ただ、日本人の感情を煽り自己満足させるのが目的でなく、欧米人をはじめ、世界の人々が「なるほど」と納得する歴史の見方を提供することが大事だと思います。世界が日本を支持したら、中国も韓国も黙らざるを得ないからです。
これまで日韓関係について、韓国人に対して日本人が主張すべき点を連載してきましたが、あらためて、これだけはすべての日本人が共有すべき「10の歴史の真実」を箇条書きにしたいと思います。
- 古代には半島南部より日本列島が先進国だった
- 天皇家も稲作も弥生人も半島から来たのでない
- 韓国にのちに発展した新羅は日本固有の領土・任那と友好国・百済を侵略した
- 日本に文明をもたらした帰化人は朝鮮人でなくすべて漢族である
- モンゴル来襲は元・高麗寇と呼ぶべき
- 文禄・慶長の役は無謀でも失敗でもなかった
- 朝鮮通信使は対等の交流でなく朝貢使節である
- 書き言葉としての韓国語は日本人がつくり与えた
- 日韓併合は申し訳ないが原因は韓国側にある
- 南北分断に日本は一切の責任がない
それから番外ですが、8.に関連して、文化についても、朝鮮文化の良さを発見し育てたのは日本統治だと思うのです。高麗青磁とか井戸茶碗、あるいは民芸品の数々、それに仏教美術など半島の人たちが、その値打ちに気がついてなかったのです。
それを朝鮮総督府が、日本の民芸運動を主導していた人たちなどと一緒に価値を見出し保護し、朝鮮の人たちに中国にばかり目を向けずに民族の文化に誇りを持ってもらうとともに、日本人にも対等の国民として認知するように運動したのです。
この10点をしっかり覚えて理解しておけば、どんな議論になってもこれまでのように悔しい思いをしないと思います。