『菜花』なので“菜の花”をお友達と思ってます(青山菜花)
「あのMVを撮ったときは、私はまだ小学生だったんですよね」
この4月に中学生になったばかりの青山菜花(なのは)。そうなのだ。『スマイルフラワー』は、彼女が中学生になって初のシングルということになるが、レコーディングやMVの撮影はまだ小学生のうちに行われている。ステージでのパフォーマンスを見ると、さらにイメージが変化していくように感じられるのは、ひょっとしたら、そういうところに起因しているのかもしれない。
「中学校は『ザ・勉強』ですね。科目も増えたし、それをすごく感じます。あと、校庭が小学校と比べるとすごく広くなったので、うれしくて走り回っています(笑)。ただ、アイドルとしては『中学生になって、こんなに魅力があるんだよ!』ということを、もっともっとアピールしていきたいなって思います。課題もたくさんあるんですよ。今はとにかく『もっとMC力をつけたい』。そして『もっと大人っぽいパフォーマンスをしたい』ですね。
そういう課題をひとつひとつクリアしていって、もっともっと上の階段を昇っていきたいな、と思っています。『BOLTSPRING』(春の単独ライブ)は、これからも続けていきたいので、来年はもっと大人っぽいパフォーマンスをお見せしたいと思います!」
小学生のときとは違う自分を見せたい、という意気込みで迎えた『BOLTSPRING 2021』。レッスンやリハーサルを重ねていくなかで、ライブ前日まで圧倒的に不安のほうが大きかった、と青山菜花は振り返る。
「第2部でロッカジャポニカ(B.O.L.Tの前身となるグループ。高井千帆と内藤るなが所属していた)の楽曲をパフォーマンスすることになって『あーっ、大丈夫かなぁ〜、踊れるかなぁ〜』って。ステージに上がるまで本当に不安と緊張でいっぱいだったんですけど、ファンの人たちの顔を見た瞬間に、すごく安心して歌うことができました」
もうひとつの課題として「もっと個性をバーン!と出したい」とも語る青山菜花。その個性とは何か? と聞いてみると、しばらく「うーん……」と考えた彼女はこう答えた。
「周りの人には、よくおっちょこちょいだって言われます(笑)。でも、それをライブで出したら大変になるので、配信などで私のそういうおっちょこちょいな部分を知ってもらって、ライブでのパフォーマンスとのギャップを楽しんでもらえたらいいですよね」
先日のライブのMCコーナーでは「中学生になって、理科の新しい単語を一生懸命に覚えている」と語り、きっと元素記号などが出てくるんだろうなぁ〜、と期待していたら開口一番「最近、覚えたのは哺乳類!」と答えて、満員の客席をイッキに和ませた。おっちょこちょいとは違うけれど、これもまた彼女の持ち味。中学校でのエピソードトークは、彼女にとってライブでの大きな武器になるかもしれないし、それが課題のひとつである『もっとMC力をつけたい』をクリアするきっかけとなる可能性だってあるのだ。
小学生時代の姿が焼きつけられた記念すべきフィルムとなった『スマイルフラワー』のMVで、青山菜花の個人パートは鮮やかな菜の花畑で撮影された。
「私の名前が『菜花』なので、菜の花のことをお友達とか姉妹だって思っているんですよ。だから、菜の花と仲良くしている姿を見ていただけるのはうれしいし、作品全体が温かみのあるムードになっているので、皆さん、ぜひチェックしてみてください」
そして新曲『スマイルフラワー』で大切な「はじめて」を経験したのは、同じく中学1年生になったばかりの白浜あやだった。
»»» 明日公開の後編に続きます、お楽しみに!
〇2021年大注目アイドル B.O.L.Tの魅力を深掘り!-青山菜花-
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作詞・作曲:Misaki 編曲:SpecialThanks
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作詞・作曲:渡辺裕貴 編曲:SonoSheet
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