『浪江女子発組合』としてもステージに立った3人

8月29日に横浜アリーナで開催されたアイドルフェス『@JAM EXPO 2020-2021』の最終日に参戦した「3人体制」のアメフラっシ。

▲小島はな不在をチームワークで乗り越えた3人

まず100人キャパのパイナップルステージに登場したあと、今回のイベントで2番目に大きいブルーベリーステージでライブを行なうことになっていた。前回は、そのブルーベリーステージへと向かう直前のメンバーの様子までお届けしたが、じつはこのあいだにもうひとつ、ライブパフォーマンスをする場があったのだ。

それは『浪江女子発組合』としての出番、である。浪江女子としても出演することは早くからアナウンスされていたが、この1カ月間、浪江女子は大変な状況になっていた。

まず7月に横浜で開催された定期公演(コロナ禍で福島県まで移動しての公演が困難、と判断して急きょ、首都圏での代替開催となった)で、サプライズとして新メンバー・播磨かな(Awww!)の加入を発表。これにより浪江女子発組合は、8人編成で再スタートを切ることとなった。早くもこの日、播磨かなはステージで1曲だけ参加しているのだが、ちょうど愛来が舞台出演中でステージに登場できたなかったため、8人編成でのお披露目は『@JAM EXPO 2020-2021』まで“お預け”となった。

その直後、佐々木彩夏が病気により緊急入院となり戦線を離脱。この日のステージから復帰ということになったのだが(昼間にパイナップルステージでソロとして復帰済み)、今度は小島はなが新型コロナウイルス感染のため欠場。8人になったはいいが、なかなか全員が顔を揃えることができない、という歯がゆい日々が続いていた。

とにもかくにも、アメフラっシとしての出番を終えた3人は、浪江女子発組合の衣装に着替えて、気持ちもチェンジ。過去にこの連載でも触れたが、浪江女子は可憐でおしとやかなイメージ。メンバーもそのあたりは意識して、アメフラっシとは違う自分をステージで披露してきたのだが……。

「さすがに数時間のうちにアメフラっシをやって浪江をやって、またアメフラっシに戻るってなると、もう気持ちの切り替えが大変で。今日の浪江のステージでちゃんとおしとやかにできていたか、自分ではわからないですよ、アハハハ」

そういって苦笑いする愛来。8人編成になったけれども、今日は7人でパフォーマンスしなくてはいけない。フォーメーションや歌割りもちょっと違うわけで、頭の中に入れておかなくちゃダメなことが山ほどあった。いつもとはちょっとばかり違う状況ではある。