厳選した40枚の写真がズラリと並ぶ!
8月14日から16日の3日間、自由が丘の『ART FORUM ONE’S JIYUGAOKA』にて、アメフラっシ初の個展『∞(infinity)』が開催された。
これは10週にわたって『毎週アメフラっシ!』で連載してきた、メンバーによる「セルフプロデュース企画」と浴衣での特写から厳選した40枚の写真を展示する、という企画。開催直前の発表となってしまったものの、連日、たくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございます!
あまりに撮れ高がありすぎたので「この写真を使って、何かできないものか?」というプランは、正直な話、撮影現場ですでに出ていた。それだけのスケール感、そして手応えがありまくりの撮影だったのだ。
さらに掲載がスタートすると、アクセス数がグングン伸びていった。これは毎週、欠かさずチェックしてくださっている方以外にも、たくさんの閲覧者が増えた、ということ。彼女たちのセルフプロデュースが世間に刺さった! 今回の企画に関していえば、我々は「場」を提供しただけ。しっかりと自分から魅力を幅広い層に発信してみせた4人が勝ちとった成功、である。
そんなこともあり、掲載が終わるタイミングで何かを仕掛けよう、という動きはずっと水面下で進めてきた。本来であれば、もっと大々的なイベントを開催したい、という思いもあったのだが、緊急事態宣言下であることを考えると、残念ながら、それは現実的ではなくなってしまった。
とにかく、彼女たちが渾身のセルフプロデュースをした写真の数々を、もっと大きく、そして近くで見てもらいたい。そんな願望を突き詰めていった結果が、初の個展という形につながっていった。
今回は実際に撮影をしたカメラマンが、最終工程までしっかりと携わってくれた。いわゆるデジタルプリントではなく『ラムダプリント』という技法で一枚、一枚、丁寧に写真を焼く。そうすることで撮影当時の光の加減や風の感じまで、つぶさに再現されるように伝わる(実際、個展会場で40枚の写真に囲まれたときに撮影現場の様子がイッキによみがえってきた)。きっと、来場してくださった皆さんも、web連載で見たときとはちょっと違った印象を写真から受けたと思う。
つまり、すべての写真が手間ひまをかけて、とことんこわだりまくった「一点モノ」ということになる(なによりも写真をお届けするときにはメンバーの直筆サインも入る!)。そういった作品を間近で見ていただくことによって、彼女たちの新たな魅力をさらに感じていただきたかった。
ファンの皆さんからは「欲しい人が全員、購入できるようにしてほしかった」という声をたくさんいただいたが、いわゆる生写真やレプリカ感覚で大量生産してしまうと、今回の個展の趣旨に反するものになるので、今回はオークション形式で購入していただくこととなった。どうか落札されたかたは「一点モノ」の写真を、あなただけの「一生モノ」として大事に飾ってください!