漫画&アニメ愛がとまらない!
中学高校時代からオタク街道まっしぐらの私ですが、お気に入りの漫画やアニメからは、励まされたり救われることが多いですね。
アニメの『ARIA』の主人公の先輩アリシアさんのセリフは印象的でした。
「同じものでも時間帯によって全く違う顔を見せてくれたり、季節が変わることで空気も色合いも写り変わっていく。そして何より、そのときその場に居合わせる自分の気持ちひとつで、見えてくる世界が全く変わってしまう。素敵なものは無限大なんだから」
たしかに自分の気持ちで空が綺麗に見えたりするなぁと。同じ時間を過ごすなら、より素敵なものを見つけていきたいなと思えました。日々を過ごすなかで、天気や季節を追いかけることでも素敵は散りばめられていると感じました。
また、漫画の『3月のライオン』の主人公には強く感情移入をしてしまいますね。この漫画は胸がグーっと掴まれるようなシーンがたくさんあって、宝物のような大切な作品です。
「潔いのと投げやりなのは似ているけと違うんだ。自分を大切にしろっーそれができないのが伸び悩みの原因だ」
これは主人公の心友・二海堂の大盤解説でのセリフ。主人公も好きなのですが、ライバルとして登場する二階堂くんの負けず嫌いなところも好き。自分もずっと負けず嫌いで、そこにシンパシーを感じるんです。
思うようにならないと投げやりな気持ちになってしまいますが、どんな局面でもベストを尽くしたい、と私も強く思いました。
私は昔から、おとなしくみられることが多いんですね。だから、自分の意思がなさそうだと思われるのか「あなたには無理だと思うよ」と、面と向かって言われたこともあります。
大学受験のときも「あの大学は無理でしょう」と言われたことが悔しくて、寝る間も惜しんで勉強しました。大学では、ゼミの大きな発表を控えたときに「檜山じゃできないかな」と言われて、「絶対になんとかしてやる」と心の中で思って乗り越えました。他人から期待されないことは自分にとっての試練だと思っていて、それを乗り越えるたび大きな達成感がありました。
私の中で悔しさは大きな原動力。自分の中に秘めたまま保存して、いざというときに自分を焚きつけるエネルギーにしているんです。
これまで、自分はどこでも主役にならないと思って生きてきました。漫画でも主人公に感情移入するけど、気になるのはやはり主役を輝かせる脇役だったり。
今の仕事もそう。自分が画面に映っているけど、決して主役ではありません。私たちが伝える情報こそが主役です。
でも、私が伝えることで、もっと情報を大きく響かせることもできるし、これまで届かなかった人に届けることもできるかもしれない。
明るい日には、明るい話をしたいし、天気が悪い日には少しでも元気になってほしい。
私が画面に出ているのを見たあとに、すこしでも安心して元気になって欲しいんです。
空を通じて私とつながって、少しでも明るい気持ちになってくれたらうれしいです。
カレンダーの詳細はコチラ↓↓
https://www.wani.co.jp/event.php?id=7157
※ワニブックス通販でのサイン入りカレンダーの申し込み締切日は、10月25日(月) 23:59まで
★連想イラスト リレーしりとり★
〇【短期集中リレー連載 第2回】ウェザーニュースキャスター角田奈緒子さん
インタビューの最後に、カレンダー発売を記念して、キャスターの皆さんによる「連想イラスト リレーしりとり」をお願いしました。2回目の角田奈緒子さんのイラストから導いた檜山さんの答えは? <編集部>
Q 天気・空に関連することで一番好きな言葉はなんですか?
A 雨垂れ石を穿つ
Q 一番好きな天気は? 好きな季節は? 理由と一緒にお聞かせください。
A 天気は、薄雲の広がる空。雲の表情が刻々と変わるところに美しさを感じます。季節は秋。穏やかな日が続き、過ごしやすいから。季節の花の香りや温かい飲み物でほっとする時間が増えることが好き。
Q 自分が撮った好きな天気のお写真とその理由を教えてください。
A ブルーモーメント。朝と夜の境目。なんだか境界線にいるような気がして、時間が止まったような気がするから。先輩のいずみんさんとお出かけ中に撮りました。空がもっと好きになるきっかけになりました。
檜山 沙耶 (saya hiyama)
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