ウエザーニュース随一のインドア派

こんにちは。檜山沙耶です。茨城県生まれの27歳です。昔からアニメが大好きで、声優を目指した時期もありました。カレンダー作成のお話を聞いたときは、一言で言えばとてもうれしく思いました。カレンダーを通して番組を知っていただけるきっかけになればうれしいです。

私がキャスターとして働くウェザーニュースは、24時間365日、生放送で最新の気象情報をお送りするメディアです。穏やかな日でも天気が荒れている日でも、気象情報を通して視聴者の皆様の生活にお役に立てていると感じたことを伝えています。

▲ちょっぴり緊張気味の檜山さん

天気とは私たちの生活をダイレクトに左右するものですから、とても大事だということを、この仕事を通じて学びました。皆さんが求めている情報を自分の言葉で伝えられたらいいと思っています。

お天気キャスターを目指したきっかけは、2つあります。

1つは東日本大震災を経験したことです。当たり前の日常が災害によって急変してしまうことを知りました。そんななかで不眠不休で復旧作業をしている方々を当時見てきました。私もいつか社会に貢献できるようになりたいという想いを抱き、その気持ちが消えないまま社会人になり、私も気象情報を伝えることで減災を目指したいと思い志望しました。

2つめは天気予報を見て元気をもらえたからです。暗いニュースが多いなか、天気予報を見ると心がホッとし穏やかな気持ちになっていました。そんなホッとする時間を与える側になりたいと考え志望しました。

▲撮影は天気にも恵まれました

自分を天気で表現するとしたら、薄曇りかな。快晴も気持ちがいいけど、雲があることで、光と影が生まれ、空にいろんな表情が出ますよね。パッと人を惹きつける力はないかもしれないけど、いつも近くにあって、飽きがこない。もしかすると、私はそんな人になりたいのかもしれません。

昔からずっとインドア派で、休みの日はいつも家で過ごしています。ずっと本や漫画を読んでいるので、読書のときに首や肩が凝らない台を購入しました。

最近のお気に入りは原田マハさん。アートをモチーフにした小説を多く書かれていて、ストーリーはもちろん、絵画の知識が勉強になったり。とにかく面白くてどんどん読み進めてしまいます。

そういえば、読書でアート欲を刺激されて「鳥獣戯画展」に行ってきました。当時の世相を動物や人物をモチーフにして漫画的に描いたもので、800年も昔に、こんな精密な絵巻物が書かれたことに感動しました。小さな動物たちが生き生きとして、とってもかわいくて、見ていて飽きませんでした。