距離の近さも『ウエザーニュースLiVE』の魅力

私は生まれついての雨女、誕生日も梅雨入りの当日でした。ということで、今回のカレンダーでは梅雨の6月を担当します。山岸愛梨です。よろしくお願いいたします。

カレンダー撮影のために、新たに始めたわけではありませんが、ジムとプロテインは休まず継続しました。 ポテトばかり食べていたり、休みがちだったジムですが「カレンダー撮影までジムをサボらない」を目標に、通う回数を増やしました。それだけ撮影を心待ちにしていたんですね。

人前で喋るのが好きで、お天気キャスターに憧れました。私たちは毎日3時間、生放送で気象情報をお伝えしています。

▲ノリノリで撮影

お天気キャスターというと、いただいた天気原稿を読む印象を持たれるのですが、 私たちの場合は台本なし、ほぼアドリブです。天気原稿も自分で作成しますし、原稿がなくても伝える自信があります。

私たちが伝えているのは生活に密接に関係し、時に命を守る大切な情報ですので、頼りにしていただけると、とてもやりがいを感じます。

「災害時に、あいりんが天気を伝えてくれたから安心できた」というありがたいお言葉をいただくことも増えました。1年目の頃は「頼りない」というコメントをいただいたこともありましたから、時間が経つにつれ、安心をお届けできるようになったのかな。皆さんのコメントは自信につながっています。

ウェザーニュースの天気予報は、ウェザーリポートを送ってくださる皆さんからの情報をもとに作られています。そのうえ、アドリブの自由度が高い番組だからこそ、事前の準備、日頃の準備で番組の出来が9割は決まると思っています。

距離の近さもインターネット放送の大きな魅力のひとつですよね。「あいりんは一番コメントを見てくれているよね」と言われるのが目標なので、 SNSのコメントは全て読みますし、エゴサもします(笑)。

▲芝生にヒールが刺さるハプニングも

番組のアーカイブを見返して、 届いた質問をメモして日を改めてお答えすることもあります。コメントを把握しすぎて「あいりんはこっち側」とお褒めの言葉をよくいただくのですが、双方向であるインターネット放送の良さを大切にしたいと思っています。

実は、放送開始当初はコメントを見ちゃダメって言われていたんです。理由は気が散ってしまうから。でも、だんだんと慣れてきたころに、私が勝手に読み始めたんですね。せっかく送ってくださったコメントを読まないなんてもったいない。それ以降、視聴者の皆さんとの一体感が生まれたと自負しています。

やはり視聴者さんと一緒に番組を作っている感覚はありますね。コメントが読まれるってうれしいんですよ。実は他のキャスターの放送中にコメントを送ったことがあるんですけど、それが拾われたことがあったんですね。あれはうれしかったな。

普通のテレビには絶対にない、双方向のサービスを提供しているという実感も湧きました。この先もコメントをできる限り読もうという思いを強くした瞬間でもありました。