今月11日、東京・神保町よしもと漫才劇場で「Up-T presents 神保町よしもと漫才劇場Tシャツグランプリ 2022」の開催発表会見が行われた。

▲会見のMCを務めた昨年度覇者のオズワルド

昨年覇者のオズワルドは太客の重要性を説く

「Up-T」とは、石川県に本社を置く丸井織物株式会社が運営する1枚から作れるオリジナルグッズ制作サイト。昨年に続き今年も吉本興業とタッグを組み、2022年1月11日(火)~4月9日(土)の期間中、神保町よしもと漫才劇場所属の芸人がデザインした、オリジナルTシャツの販売(税込3300円)をリアルタイムで競う企画を行う。

会見は昨年、東京・渋谷のヨシモト∞ホールで行った同大会の覇者でもあるオズワルドがMCを務め、オダウエダ、ヨネダ2000、令和ロマンが出席。賞金総額30万円の大会とあって、出演者の意気込みは一様に高いが、勝つための秘訣を聞かれたオズワルドは、

「僕なら妹(伊藤沙莉)にリツイートしてもらうとか。手段を選ばず、とにかく勝つために近くにいる有名人にリツイートを頼む。デザインが終わったら、そういう戦いになってくる」(伊藤)

▲勝つための秘訣を答えるオズワルド伊藤

「去年は、終了間際にそれまで200枚買ってくれてた方が、デッドヒートになったのを見て、追加で100枚買ってくださった。そういう人の心をつかむのも大事」(畠中)

▲ファンの心をつかむのが大事と語るオズワルド畠中

「でも、やっぱり太客!」(伊藤)

と、1人で300枚も購入してくれたファンのおかげで優勝できたことを明かした。

オダウエダ、ヨネダ2000のデザインしたTシャツは?

会見では、それぞれの芸人が自慢のデザインを披露。昨年の「THE W」を制したオダウエダは、

「ずっとアザラシのグッズを出したかったので、念願が叶いました」(小田)

「相方の小田のグッズを作りたかった。吉本から小田のグッズが出てないのは異常事態。(優勝したら)賞金でも、このシャツを買うと思います」(植田)

▲オダウエダ 左から小田結希、植田紫帆

と、デザインへの想いを披露。ほかの芸人からデザインを腐された植田は、

「誰がこんなんやねん! Forever Loveって書いてあんねんで!」

と相方への熱い想いを垣間見せた。

昨年のM-1グランプリ準決勝まで進出したヨネダ2000は、

「左右は私たちを犬にしたデザインで、真ん中は小3のとき、友達がいなくて作った架空のキャラ「カブトムシくん」をデザインしました。今は大丈夫なので、明るく接していただいて大丈夫です」(清水)

「好きな食べ物をデザインしました。(相方の清水から)“本当に1番好きなのは、春巻きなのに描いてない”と指摘され、春巻きは茶色過ぎるかな、って」(愛)

ネタ同様、独特の表現でデザインの由来を明かした。

「Up-T presents 神保町よしもと漫劇Tシャツグランプリ 2022」は、東京・神保町よしもと漫才劇場に所属する120名が参加。賞金総額は30万円で、1位・2位・3位のほか、Up-T特別賞やTwitterでもっとも多く応援された芸人に贈られる応援ツイート賞(#漫劇Tシャツグランプリ)が設けられている。


〇Up-T presents 神保町よしもと漫才劇場T-1グランプリ 開会式