今月11日、東京・神保町よしもと漫才劇場で「Up-T presents 神保町よしもと漫才劇場Tシャツグランプリ 2022」の開催発表会見が行われた。
昨年覇者のオズワルドは太客の重要性を説く
「Up-T」とは、石川県に本社を置く丸井織物株式会社が運営する1枚から作れるオリジナルグッズ制作サイト。昨年に続き今年も吉本興業とタッグを組み、2022年1月11日(火)~4月9日(土)の期間中、神保町よしもと漫才劇場所属の芸人がデザインした、オリジナルTシャツの販売(税込3300円)をリアルタイムで競う企画を行う。
会見は昨年、東京・渋谷のヨシモト∞ホールで行った同大会の覇者でもあるオズワルドがMCを務め、オダウエダ、
「僕なら妹(伊藤沙莉)にリツイートしてもらうとか。手段を選ばず、とにかく勝つために近くにいる有名人にリツイートを頼む。デザインが終わったら、そういう戦いになってくる」(伊藤)
「去年は、終了間際にそれまで200枚買ってくれてた方が、デッドヒートになったのを見て、追加で100枚買ってくださった。そういう人の心をつかむのも大事」(畠中)
「でも、やっぱり太客!」(伊藤)
と、1人で300枚も購入してくれたファンのおかげで優勝できたことを明かした。
オダウエダ、ヨネダ2000のデザインしたTシャツは?
会見では、それぞれの芸人が自慢のデザインを披露。昨年の「THE W」を制したオダウエダは、
「ずっとアザラシのグッズを出したかったので、念願が叶いました」(小田)
「相方の小田のグッズを作りたかった。吉本から小田のグッズが出てないのは異常事態。(優勝したら)賞金でも、このシャツを買うと思います」(植田)
と、デザインへの想いを披露。ほかの芸人からデザインを腐された植田は、
「誰がこんなんやねん! Forever Loveって書いてあんねんで!」
と相方への熱い想いを垣間見せた。
昨年のM-1グランプリ準決勝まで進出したヨネダ2000は、
「左右は私たちを犬にしたデザインで、真ん中は小3のとき、友達がいなくて作った架空のキャラ「カブトムシくん」をデザインしました。今は大丈夫なので、明るく接していただいて大丈夫です」(清水)
「好きな食べ物をデザインしました。(相方の清水から)“本当に1番好きなのは、春巻きなのに描いてない”と指摘され、春巻きは茶色過ぎるかな、って」(愛)
ネタ同様、独特の表現でデザインの由来を明かした。
「Up-T presents 神保町よしもと漫劇Tシャツグランプリ 2022」は、東京・神保町よしもと漫才劇場に所属する120名が参加。賞金総額は30万円で、1位・2位・3位のほか、Up-T特別賞やTwitterでもっとも多く応援された芸人に贈られる応援ツイート賞(#漫劇Tシャツグランプリ)が設けられている。
〇Up-T presents 神保町よしもと漫才劇場T-1グランプリ 開会式