『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の人気シリーズ企画『名探偵津田』。お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏が探偵となり、事件を解決していく。当企画で脚光を浴びたのが森山未唯である。そんな彼女にNewsクランチ!が迫る!
『名探偵津田』への出演でフォロワー爆増!
――森山さんといえば、昨年末に放送された『水曜日のダウンタウン』の人気企画『名探偵津田』に出演されてさらに脚光を浴びましたよね。ものすごい反響だったと思いますが、ご自身ではどのように感じていましたか?
森山未唯(以下、森山):本当にありがたいなと感じています。初登場の前はSNSのフォロワーが1000人くらいしかいなかったんですが、それが放送後に1.8万人に増えたんです! そして、次に出演したら倍以上の方がフォローしてくださって、嬉しさと驚きでいっぱいでした。番組の影響力の大きさを感じるとともに、皆さんが見てくださって、反応をくれることがうれしいです。
――あの企画は一見ドラマ仕立てですが、アドリブ要素も多いですよね。どんな意識で撮影に臨まれていたのでしょうか?
森山:大筋はあるんですが、津田さんやみなみかわさんのリアクション次第というところが大きいので、お芝居をしながら、進行も考えて……もう頭フル回転でした。色々ハプニングもあったんですけど、助けてくれる人はいないので、“自分でやりきるしかない!”と思って挑みましたね。
『名探偵津田』のオーディションは台本読みなどではなく、受け答えの実践的な形式だったんです。振り返ると、津田さんの反応に合わせて動ける対応力を見られてたのかなぁって思います。
――たしかに対応力、アドリブ力が求められる役柄ですもんね。そんな企画の中で、津田さんとのラブシーンも含めて、感情の駆け引きが非常にリアルだなってみていて感じました。
森山:本当に「何が起こるかわからない」感じでした。津田さんに委ねて……ですよね。もしかしたら、あのまま……っていう世界線もあったかもしれませんよね。それは名探偵のみぞ知るです(笑)。
――この返しで森山さんのすごさをあらためて感じます(笑)。そんな頭フル回転の収録が終わったあと、一番にくる感情は何でしたか?
森山:「疲れた、終わったぁ~~~」でした。ただ、どっと疲れたというのではなく、充実感の疲れですね。

姿勢の良さはクラシックバレエのおかげ
――いまは芸能の舞台でご活躍をされている森山さんですが、幼少期はどんなお子さんでしたか?
森山:今よりもわんぱくだったと思います。恐れ知らずで、何にでも興味を持っていくタイプ。いろんな習い事をさせてもらっていて、クラシックバレエ、英会話、生け花、水泳、キックボクシング……幅広く挑戦させてもらいました。
――立ち姿がすごくきれいだと思っていたのですが、習い事のおかげもあるかもしれませんね!
森山:そういっていただけると嬉しいです! クラシックバレエのおかげで背筋は(ピンってする)癖がついているんだと思います。
――学生時代に熱中したことは何でしょうか?
森山:二つあって、一つ目は部活です。ダンス部だったんですけど、完全中高一貫校だったので、中学1年生~高校2年生までが一緒に部活をするんです。その5年間ダンス部で、最後は部長も務めました。
もう一つは留学です。高1の時に3ヶ月カナダに留学しました。この経験が自分の中ですごく大きかったなって今でも思います。提携している学校の中から、ダンスなどアクティブな授業があったカナダの高校を選びました。
――幼少期に英会話を習っていたというお話もありましたが、実際に本場の英語圏に行っていかがでしたか?
森山:自分が言いたいこと、伝えたいことを主張する難しさは感じました。当時は、ちょっとシャイというか、殻を破れていないところがあったのかな、と。でも、現地にいた3ヶ月の最後の方は、ホームステイ先の人の優しさもあり、だいぶいろいろ表現できるようになったと思います。
――ホームステイ先での思い出は?
森山:男の子2人と女の子1人の3兄妹のおうちだったので、常にすごい明るく楽しかったですね。お父さんもお母さんもとても優しくて。お父さんは狩りをされる人だったんですけど、ある日、おうちに帰ったらガレージにクマが吊るされていたんですよ! 皮を全部剥いでいるような状態で。“THE・肉”って感じがして怖かったです(苦笑)。
――帰っていきなりクマが吊るされていたら怖いですよね……。
森山:おうちに入ったら、そのクマの毛皮でマントみたいなのを作っていて、子どもたちがそれを身に着けながら“わーっ!”って楽しみながら走り回っていて、それもちょっと怖かったです。次の日には、熊のお肉を使ったハンバーグがごはんで出てきまして。皮を剥がれたクマをみていたので、ちょっと難しかったです。なんとかふた口は食べました。本当に美味しかったんですけど、心が厳しかったですね……。