2022年の4月1日に創業110周年を迎えた吉本興業。それを記念して4月2日(土)と3日(日)の2日にわたり、なんばグランド花月で吉本興業創業110周年特別公演『伝説の一日』が開催されている。初日の弐回目に出演したティーアップと、ネタの1番手を務めたニューヨークが取材に答えてくれた。

「吉本の気合をレッドカーペットから感じた」(前田)

4月2日(土)弐回目に出演したばかりのティーアップとニューヨーク。この舞台に立った感想を聞かれると、ニューヨークの屋敷は「お客さんが全員知ってくれて、バカ売れを確認できました。そして、前説のフルーツポンチさんがスベッてたので、出番前に身が引き締まりました」と答えて、取材陣を笑わせた。

ティーアップの長谷川は「伝説の1日と言いながら、我々には伝説の3分ですからね」と答えると、前田は「NGKがある千日前も盛り上がって、人がいっぱい。楽屋口からずっとレッドカーペットが敷き詰められていて、スタッフが浮き足立っていた」と明かすと、屋敷は「ホットミールがあって、吉本じゃあり得ない」と話した。

公演名にかけて「伝説」のエピソードについて聞かれると、ティーアップは、足を怪我した前田を、相方である長谷川がおぶって病院に連れて行ったという、伝説のコンビ愛を披露。

ニューヨークの嶋佐は「若手の頃、大阪で吉本大運動会があって、東京の若手だった僕らやチョコプラさんが、出し物である“集団行動”の猛練習を1ヶ月にわたってやらされた。その甲斐あって、めちゃくちゃうまくできて、大阪の師匠の皆さんが感動して、トミーズさんは泣いてもくれた。でも、テレビに映ると思って頑張ってたのに、集団行動を綺麗に見せるために引きで撮ったから、誰もアップにならなかった」と悲しい伝説を明かした。

110年間“笑い”を発信し続けてきた吉本興業が、伝統と最新の「笑い」を同時に見せてくれた、まさに「伝説の一日」だ。このイベントの模様は、FANYオンラインで4月11日(販売は4月10日)まで見逃し配信もしているので、自宅からでも「伝説」を楽しむことができる。気になる人は『伝説の一日』ホームページを確認してみよう!

▲取材に応じるニューヨーク(嶋佐、屋敷)、ティーアップ(前田、長谷川)

吉本興業創業110周年特別公演『伝説の一日』は、オンライン配信で4月10日(日)23:59まで販売中!(視聴は4月11日(月)12:00まで)