2022年の4月1日に創業110周年を迎えた吉本興業。それを記念して4月2日(土)と3日(日)の2日にわたり、なんばグランド花月で吉本興業創業110周年特別公演『伝説の一日』が開催されている。千穐楽壱回目の公演でトップバッターを務めたEXITと、関西女流漫才師の草分けであるハイヒールが取材に答えてくれた。
「たくさんいる(彼女候補の)中の1人です」(兼近)
「伝説の一日」にちなんで、吉本やコンビの「伝説」を聞かれたハイヒールのリンゴは、40年前にNSCに入るときに猛反対した父親が、空港で横山やすし師匠に遭遇し「うちの娘をやめさせてくれ」と詰め寄った話を披露。当時はハイヒールの存在を知らなかったやすしが、それをきっかけに「ハイヒールって誰や?」と興味を持ち、可愛がってくれるようになったそう。
また、前日に今田耕司の番組で、グラビアアイドルとの交際の真偽を聞かれたりんたろー。に、モモコが「付き合ってんのやろ?」と改めてジャブを入れると、りんたろー。は「俺、(交際は)1回も認めてないんですよ!」と抵抗。それを聞いてモモコが「認めて」と迫り、りんたろー。が苦笑いしながらたじろぐと、見かねた兼近が「たくさんいる(彼女候補の)中の一人です」と、助け舟を出しコンビ愛を見せていた。
ネタの一番手として登場した兼近は「伝説を残す!」と叫んでいたが、朝早い出番で口が回らなかったりんたろー。が嚙んだことで持ち時間を過ぎてしまった。すると、黄色の衣装で合わせたハイヒールの2人は「私たちは時間ぴったり」と、伝説の舞台に立った感想を話した。
110年間“笑い”を発信し続けてきた吉本興業が、伝統と最新の「笑い」を同時に見せてくれた、まさに「伝説の一日」。このイベントの模様は、FANYオンラインで4月11日(販売は4月10日)まで見逃し配信もしているので、自宅からでも「伝説」を楽しむことができる。気になる人は『伝説の一日』ホームページを確認してみよう!