まさにLA VISTA(=眺望)な露天風呂からの夜景!
チェックインしてから4時間ほど仕事に集中し、キリの良いところでお風呂に入ろうと、最上階の大浴場「蒼海の湯」に向かった。これこそが『ラビスタ東京』最大の持ち味にして最強のバリューと言える施設である。
なぜなら女湯の露天風呂からは、なんと東京タワーと東京スカイツリーの両方が一度に見渡せるのだ! 温泉に浸かりながら新旧の東京のシンボル(それもライトアップされて光り輝いている!)を同時に見られるとは、なんと贅沢なことだろう。
この日は薄曇りではあったが、日が暮れると眼前には宝石箱のような(陳腐な表現で申し訳ないw)夜景が広がってとても美しい。さすが「LA VISTA(=眺望)」という名を冠するだけのことはある。ちなみに、反対側に位置する男湯からはレインボーブリッジが見えるそう。道路をひっきりなしに行き交う車や、沿岸を歩いている人たちを眺めながら温泉に浸かるこの果報。もはや下界を見下ろす神の心境である(笑)。
ミストサウナや岩盤浴なども楽しみ、心身共にリラックスして大浴場を出ると、ラウンジでは「湯上がりサービス」と称して、アイスキャンディーが無料で提供されていた。ラビスタは「最強のビジネスホテル」として有名なドーミーインでお馴染みの共立メンテナンスが手がけるホテルなだけに、ドーミーインで好評を博しているサービスは、そのまま採用されているのだ。
部屋に戻って冷蔵庫に入れていたビールを開けたが、なぜだかまた仕事をしようという気になった。大浴場でリフレッシュできた効果なのか、不思議なやる気がみなぎっている。そこからまた2時間ほど仕事に精を出した。
22時30分からは、これまたドーミーイン名物である夜鳴きそばが振る舞われる。普段、これをいただくときは混雑を避けるため、開始から1時間くらい経ったところで行くようにしているのだが、この日はその時間帯も大行列。20分以上待って、やっとありつくことができた。このサービスもすっかり浸透して、楽しみにしているお客さんがたくさんいるということなのだろう。
ちなみに地方のドーミーインの場合、具はスタッフの方が適量を盛り付けてくれるところが多いのだが、ここはネギチャーシュー・わかめ・のり・メンマなど、好みのトッピングを好きなだけ入れられるシステム。
結局、この日は深夜1時過ぎまで仕事をして就寝。翌朝5時にはすっきり目覚めて朝風呂をキメた。あいにくの雨で昨日ほどの景色は望めなかったが、一日の始まりを温泉で始められる幸せに変わりはない。
その後はダイニングルームで、これまたラビスタ名物の朝食をいただく。実に70種類以上にも及ぶ料理の中から、好きなものを好きなだけ選んで食べられるブッフェ・スタイル。「鶏と冬瓜のスープ煮」や「チキンフリカッセ」「グリーンピースのフラン」といった凝ったメニューから、定番の「焼き鮭」「肉じゃが」、変わり種としては「おでん」まである。
そのなかでも、豊洲から仕入れた新鮮な「海の幸」は、朝食の目玉とも言える豪華さで、サーモン・マグロ・エビ・イカ・カンパチ・イクラ……いずれもたっぷりと用意されている。これ、全部食べ放題で大丈夫なのだろうか。原価率が心配になるほどだ。スイーツ好きにはうれしいデザートコーナーも充実。朝から食べ過ぎなくらい食べてしまった。
豊洲というと都心からは離れているため、当初は「ちょっと遠いな」と感じてしまったが、いい意味での「陸の孤島感」が旅の非日常性を引き立てる。すぐそばには豊洲市場があるので、ウィークデイならば朝の散歩もおすすめだ。もしも連泊するなら、初日はホテルの朝食を楽しみ、次の日には早起きして市場ならではの食を楽しむのもアリだろう(朝食抜きの場合は、その分の料金を宿泊代金から引いてくれる)。
チェックアウトの11時までもう一仕事。快適な環境のおかげで、仕事も自らに課していたノルマ以上のことができた。
観光学の見地から算出した「ワーケーション」の効果は、作業効率が20%アップし、ストレスは37%も減るらしい。体を休めることができて、かつ仕事も進むとはまさにいいことずくめである。これからも近場のホテルを賢く利用して、仕事のパフォーマンスを上げようと思ったのだった。もちろんファーストオプションは『ラビスタ東京ベイ』である。
宿泊した翌日、『ラビスタ東京ベイ』の記者発表会にも参加してきました。当日、会見場には多くのメディアが駆け付け、注目度の高さが伝わってきました。会見にはドーミーインやラビスタ東京ベイを運営する「株式会社 共立メンテナンス」のリゾート事業本部の鈴木真樹取締役本部長、鎌田裕之副本部長、東洋大学国際観光学部の徳江順一郎准教授が列席。『ラビスタ東京ベイ』のコンセプトや、アーバンリゾートの意義と展望について説明すると、参加した記者からは多くの質問が飛びました。また、会見後には館内見学も実施され、その豪華な内装に期待は高まるばかりでした。
〇ラビスタ東京ベイ【公式】