“カニ歩き”だけで一日に7000歩を歩き回っている!
YouTubeの世界では、ボクの生涯収支プラス9000万円のことばかりピックアップされているようですが、ボクの日々の立ち回りをマネしようと考えている方は、まずボクの日々の収支表をチェックしていただくのが一番でしょう。
1台あたりに使うお金は500円から多くても3000円。1台打っては次の台、次のホールへ移動する“カニ歩き”の実態を知っていただければ、すべての謎が解けるはずです。
各メーカーの大当りしやすいと感じる回転数を軸に、機種選びは人気台が中心ですが、空いていれば、ちょっと前の新台でも迷わず打ってみます。手応えがなければ、500円分の玉を使い切らないうちに、他の台へ移動することもしばしばです。
このカニ歩きのテンポの良さを、実際にデータに書き込むと、回転数と座っている時間が分刻みなのに驚かれることでしょう。一日で多いときは4つのホールを行ったり来たりで、なんと4000歩から7000歩も歩き回っていることもあります。
タイミングが全てと言っていい“オスイチ”で、チャンスは無限にあると思っています。当たらないときは、ひとつのホールで4~5台を打って、マイナス6千円くらいでサヨナラするのが基本で、ひどいホールでは、1台も打たずに見て帰るだけの日も珍しくありません。おいしそうな獲物を探して回る動物のように、落ち着きのないドンキホーテです。
ずっと1台を打ち続けている方からは、「あいつ、ここに来るのは今日2回めだぞ」と思われているかもしれません。さっきは素通りだったのに、今回は座って2台めで当ててる姿を目撃されることもしばしばです。連チャンが終わると、すぐに玉を流してヤメるので、1時間すら座ってないことも珍しくありません。
他のホールで当ててきたかどうかもわかりませんから、勝ってるところを見たことがないって方もいらっしゃるかもしれません。逆に、よく行くホールでは、“オスイチ”ことお座り一発は、ボク以外の方もよく決めていて、ボクもそのうちの一人くらいの意識でしか見られてないレベルです。それくらいオスイチは、今やホールではちっとも珍しくなくなっています。