自分なりの信念を貫き通せば勝ちパターンが見える
7月7日発売の『パチンコ、オカルト裁判』のなかで、生涯収支プラス9000万円の歴史を振り返ると、『CR花満開』や初代『CR大工の源さん』などの旧爆裂CR機全盛期の1990年代後半、500分の1の新内規『CRF大ヤマト』や『CRぱちんこウルトラセブン』全盛期の2005年、そして『CR牙狼 魔戒ノ花』全盛期の2015年は、年間のプラス収支が400万円を超えています。
瞬発力のある台が、ホールの中心にある時代は、"カニ歩き"も強烈にバブリます。そして早い引き戻しがなければ、"連チャン即ヤメ"がボクの基本スタイル。つまりお金を吐き出さないケチケチスタイルなので、9000万円も残ったわけです。
多くのパチンコファンは、よく回る台に座ってひたすら粘り、やっと得た出玉すら吞ませることを、さも当たり前のように信じ込まされています。それはパチンコ情報誌やパチンコライターの方たちの「手堅いパチンコの勝ち方」というアドバイスによるものであり、この29年間、ドンキホーテの立ち回りは「邪道だ」「オカルトだ」とバカにされてきました。
もちろん、正統派と言われる立ち回りで、パチプロとしてしっかりお子さんを育ててらっしゃるような方もいらっしゃるので、リスペクトはしています。サラリーマンやOLの方でも、同じような立ち回りをして勝ってる方もいらっしゃるでしょう。
今の時代はライフスタイルは千差万別。なかなかホールに長時間いるわけにはいかないという方も多いと容易に想像できるし、自分なりのベストな立ち回りの答えが出ないという方も、大勢見てきたドンキホーテです。ここで大切なのは、自分なりの信念を持つことではないでしょうか。
ボクのパチンコの座右の銘は“小さく負けて大きく勝つ”。手にした出玉を大切にして、釘だけを根拠に投資し続けたり、回るってだけでせっかくの出玉を吞ませるのは絶対タブー。日々、モットーを大切に出玉をコツコツ残してきたわけです。
そして人生の座右の銘は、中国の古い言葉にある“只怕有心人”。最後に勝つ人は信念のある人という意味で、この言葉を信じて、パチンコも漫画も描き続けてきました。パチンコだけでなく、仕事や家庭でも、あなたが信じる何か貫き通せるものを探してみてはいかがですか。