さまざまな年齢、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーを集めて、2020年に結成された9人組のパフォーマンスユニット・円神。異なる個性が織りなす多様さと、メンバー同士の独特の空気感がとても魅力的だ。そんな彼らがデビューから2年を経て、2022年9月7日、ついにファーストアルバム『O(オー)』をリリースすることになった。

9人全員が高偏差値のルックスもさることながら、一人一人のキャラクターも含めてポテンシャルはとてつもなく高い。パフォーマンスの力量はもちろん、バラエティのセンスも感じさせる要注目の彼らに、アルバム発売直前インタビューを行なった。

人気曲から新曲まで。自己紹介であり名刺代わりの1枚

――いよいよ9月に待望のデビューアルバムが出ますね。

A.rik はい。アルバムには今までのシングルのリード曲が全部入ってます。

瀧澤翼 この2年の集大成をお届けできることがうれしいです。リリースイベントで大阪に行く予定なんですけど、ほんとにそれが楽しみでしょうがなくて。早く皆さんに届けたいなって気持ちでいっぱいです。

 

草地稜之 ファーストシングル、セカンドシングルといった円神のなかでも人気のある曲を、1枚で聴けちゃうのがすごいなって思います。それに加えて新曲も4曲ありますし。

中林登生 コンセプトも含めて、初めてやるような曲調だったりテーマだったり、けっこう新しいことが詰まった1枚になっていると思います。ある種、自分たちの顔というか、円神の自己紹介、名刺代わりの1枚ですね。

中本大賀 円神のYouTubeは、過去一番の再生回数を目指したいね。集大成だからこそ過去一を目指したいなって。

瀧澤翼 アルバムでシングルを越えられたらすごいね。

エーリック A.rik
「エーリックって言います。沖縄県からやって来て、東京には2年ぐらい住んでいます。メンバーカラーは正確に言うと黄緑なんですけど、最近『青緑にしたいです』とスタッフさんに言ってダメと言われました(笑)。クレヨンで絵を描いたりするのが好きで、アパレルブランドをやったりもしています。“茹でられるパスタ”とか“飛ぶ前のカブトムシ”みたいなモノマネをします」
<メンバーのコメント>
「年齢が9個半違うんですけど、あんまり大人だなって思うところがない(笑)。でも、みんなで話し合うときには冷静に俯瞰で見ていて、ちゃんと物事を見ている大人の意見を出してくれる」(瀧澤翼)

 

瀧澤翼 Tsubasa Takizawa
円神の最年少リーダーでダンスマシーン。ダンスも殺陣もする。最年少ながらメンバーに尊敬されているが「普段は自分がみんなに支えられていて、円神はリーダーがリーダーらしくないところもいいと思っていて、僕が引っ張っていくという形ではなく、みんなで作り上げていくというのが理想だと思っています。でも肩書きはリーダーだし、やるときはやるし、締めるときは締めます」
<メンバーからのコメント>
「仕切りマジ上手。MCとか」(中林登生)
「よく言われてるのが”人生3周目”。この年齢におさまらないものを彼は持っている。みんなのことをしっかり見てるし、最年少には見えないです」(中本大賀)