12年振りに復活した日本最大級のお笑いフェス『LIVE STAND 22-23』。8月19日(金)から幕張メッセを会場にして3日間にわたって開催してきた最終日。
最終アクトは、やっぱり吉本らしく芸人の基本であるネタまつりだ。IKI NA ネタSTAGEに登場したのはアキナ、プラス・マイナス、とにかく明るい安村、ニッポンの社長、ジャングルポケット、アインシュタイン、トータルテンボス、中川家という面々。最後まできっちり楽しませてくれる布陣は、LIVE STANDのラストにふさわしい。
各日のフィナーレでは、芸人たちがトロッコに乗って場内を一周。この日はかまいたち、マヂカルラブリー、オズワルドの人気者3組が手を振りながらパレードを行ない、撮影OKとあって観衆は最後の最後まで盛り上がっていた。ライブスタンド東京編の最後は、大トリを務めた中川家とアインシュタインが答えてくれた。
中川家礼二「地元の細かいネタをいっぱいやりたい」
最終日の大トリという大役を務めた中川家に、感想を聞くと礼ニは「いやぁ、緊張しました」と真剣な面持ちで語った。剛も「出番が終わった芸人もみんな見とるしね。いつもよりお客さんの年齢層が若いなと思ったんで(ネタが)どうだったかな、というのもあるし」と同意。そうは見えませんでしたと記者が言うと、礼二は「そこはプロの技ということで」と不敵な笑みを見せ、ベテラン芸人のプライドをうかがわせた。
アインシュタイン稲田は、ステージの感想を「お笑いは素晴らしい」と格言めいたトーンで語りつつも「テレビでやって大失敗したネタを、今日はちゃんとやろうと思ったのに、今日もまた大失敗してしまいました……」と苦笑い。
アインシュタインは、この会見の場で今年もM-1に挑戦することを明言。記者からの「初代チャンピオンの中川家から2人にアドバイスはあるか?」という質問が飛ぶと、剛は「ないよ。時代が違う。比べるもんじゃない」と第1回と今のエントリー数の違いを引き合いに出しつつ謙遜していた。
3日間にわたって行われたLIVE STANDに全通で出演したアインシュタイン。河井ゆずるは、あっという間に過ぎた3日間の感想を聞かれて「寂しさはありますが、まだ大阪と福岡が残っている。我々の世代で盛り上げられるように頑張ります」と力強く宣言していた。
中川家、アインシュタイン共に地元開催ということで意気込みは十分。礼二が「地元の細かいネタをいっぱいやりたいね」と言うと、剛も「京橋あたりのマニアックなネタをな」と、中川家らしいやりとりで期待を煽った。
東京とは違ったラインナップ、違った趣向で楽しませてくれる大阪編は9月17日(土)と18日(日)に開催。こちらも見逃せない。
見逃してしまった『LIVE STAND 22-23 TOKYO』の豪華ネタステージや、このイベントでしか見られない特別企画ステージなどの一部が、オンラインでも楽しむことができる。チケットの詳細は『LIVE STAND 22-23 TOKYO』オフィシャルサイトでチェック!
〇『LIVE STAND 22-23 TOKYO』オフィシャルサイト
『LIVE STAND 22-23』は、9月17日(土)・18日(日)には大阪で、2023年1月14日(土)・15日(日)には福岡でも開催される。
【東京公演】
会場:千葉・幕張メッセ 国際展示場9~11ホール
2022年8月19日(金) 10:00開場 12:00開演 20:00終演
2022年8月20日(土) 10:00開場 12:00開演 20:00終演
2022年8月21日(日) 10:00開場 12:00開演 20:00終演
【大阪公演】
会場:大阪城ホール / COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、TTホール、SSホール
2022年9月17日(土)
2022年9月18日(日)
【福岡公演】
会場:マリンメッセ福岡A館
2023年1月14日(土)
2023年1月15日(日)