2019年に旗揚げされた『少女歌劇団ミモザーヌ』が、恒例となった冬公演「The journey continues〜旅はつづく〜」を12月25日(日)に東大阪市文化創造館で開催する。

少女歌劇団ミモザーヌは、「少女歌劇団プロジェクト」から生まれた広井王子総合演出のガールズレビューカンパニー。11歳~19歳の少女たちで構成され、第1期メンバーは応募総数736名の中から14名の少女たちが選出され、2期生、3期生、今年の4月より4期生メンバーが新たに5名が入団し、25名で活動している。

今回の公演では、夏公演で披露された、空腹を紛らわすため若者が世界各国へ空想の旅に出る、という前回の物語の続きとなっているそう。1部はストーリー仕立て、2部ではミモザーヌの楽曲を歌って踊る。ショーに向けての意気込みを、メンバーのいわむらゆきね、ちばひなの、ともだりのあ、さかもとりるはの4人に聞いた。

▲(左から)いわむらゆきね、ちばひなの、さかもとりるは、ともだりのあ

クリスマスにワクワクしに来て!

――冬公演「The journey continues〜旅はつづく〜」への意気込みをお聞かせいただけますか?

いわむらゆきね(以下、ゆきね) 今回の公演では、空腹を紛らわすため若者が世界各国へ空想の旅に出る、という前回の物語の続きなんです。あのあと、いったいどうなったのか、というのを楽しみにしていただきたいなと思ってます。同じ役なんですが、物語のなかでは何年か経っている設定なんですけど、現実では半年なので、なんとか成長した姿を演じられるように頑張りたいです。

――たしかに現実では半年しか経過してないのに、物語上は数年経過しているのを表現するのは難しそうですね。

ゆきね はい。でも、こうして続きを演じられるというのは、珍しいんじゃないかと思ったので、楽しみのほうが大きいです!

▲笑いが絶えないインタビュー

ちばひなの(以下、ひなの) 私は10月30日に、「ハロウィンSpecial Live〜少女が旅に出る理由〜」で初めてライブに出演させていただいたんですが、そこで感じたお客さんと一緒に楽しむっていうことの大切さと、自分自身が感じた楽しさを今回の冬公演でも生かせていけたらと思っています。10月30日の公演は、いつも公演を行っているホールとは違う、お客さんとの距離が近いライブハウスでの公演だったんですけど、良いところは吸収したまま、でもライブハウスとはまた違ったものをお見せできるように頑張りたいです!

――素晴らしい! もう余すところなく魅力を伝えていただいて、意気込みが十二分に伝わってきました!

ひなの (笑)。ありがとうございます!

――ミモザーヌの公演を見ていて感じるのは、皆さんが着実に成長していっている、という素晴らしさと、メンバー間の仲の良さがにじみ出ているところなんですよね。だから、いつも元気をいただいて帰っている気がします。

ともだりのあ(以下、りのあ) うれしいです。今回の公演は12月25日にあるんですけど……。

――あ、クリスマス!

りのあ そうなんです! なので、クリスマスの曲や、クリスマスっぽい演出があって、私自身も冬がすごく好きで、寒くなっていくにつれてワクワクしてくるんですけど、そのワクワクを歌やダンスを通じて、皆さんにお届けいたいと思っているので、ぜひワクワクしに来てください!

――いいですね。りのあさんは、なんで冬がお好きなんですか?

りのあ 冬って、クリスマスとか行事ごとがたくさんあるから好きで、今回この冬公演もあるから、なおさらワクワクしているんだと思います!

――ワクワク、いいですね。そして、りるはさんは前回の夏公演で「トラトラ」を披露されてましたね!

さかもとりるは(以下、りるは) そうなんです。本番前の練習では、先生方が前にいらっしゃって見守っていただきながら披露したんですけど、本番ではお客様が皆さん温かくて、練習より緊張しなかったです!

――すごい! 頼もしいですね!

りるは 同じ楽曲でも、レベルアップしていたり、人や構成が変わってたりとか、いろいろな変化があるので、見たことがある方も、もちろん初めての方も楽しめると思います!