こんにちは!風の時代に舞い降りました。風野又二朗です。

花粉やばいですねぇ。舞い上がっておりますね。あれですね、言葉を選ばずに言いますと調子に乗ってるんじゃないかと。

誰かにガツンと言われないと分からないんじゃないかな。あるいは、誰かにその鼻(幹の部分)をへし折ってもらわないといけないんじゃないかと。

いや、もうその根っこから切り倒したい気持ちなんですけどねぇ。しかし、数が数なんでね。日本中のスギの木を折り終える前に、こちらの気持ちが折れてしまうと思うんですが!

しかし、こうして思う訳です。風野が住んでいるTOKYO。近所にスギの木なんて見えないんですよ。どこに生えてるか分からないんです。

きっと、他県だったり、東京のどこかの森林から、花粉が届いてしまう訳ですよね。こんな風野の家にも。窓を開けてないにも関わらず。入ってくる訳でしょ。すごいですね。拡散力がね。

どこぞのインフルエンサーよりもすごい拡散力で、老若男女を問わず、花粉をお届けするんですよね。すごいですよ。本当に。

風野は重度の花粉症なんで、毎年対策を個人的に考えているのですが。もうね、伐採は諦めました。これは絶対に無理だから。

あと、花粉症が完治する薬の開発。これもね、諦めました。いや何者ですか?と。そもそも研究者でもないのに、諦めるてどういうこと?と。だって、やはり、花粉が暴れる→マスクとティシュが売れる→薬も売れる→空気清浄機も売れる。

花粉に効くかもしれないという、謎のジュースなども売れるぐらい、花粉ビジネスは出来上がっているし、経済効果はなかなかだと思っています。だからね、完治してしまったらさ、色々と経済効果が下がってしまう気がする。

だからね。考えました。こんなに、目に見えないのに、ものすごい拡散力で日本列島の大部分にお届けできる花粉。これを、遺伝子操作で、人が元気になる成分やリラックス効果が期待できる花粉を飛ばすスギの木。これを開発しましょう!

いやいや、それを開発してしまったら、マスクやティッシュ、もろもろ売れないじゃん!って国の偉い人がやって来て言ってくると思うんですけど。

チッチッチ!(人差し指を左右に揺らしながら)。日本人が元気になって、みんなが前向きになって、リラックスしたらさ、仕事のやる気が出るんだわ!みんなが本気になったらさ、その経済効果、花粉ビジネスの比じゃないんだわ!

ていうか、ようやく寒い冬を乗り越えて、少し暖かくなってですよ、さあ外に出て新しい季節の始まりだ!って気分な時に、クシャミと鼻水、目の痒みが余計なんだよね!

それをどうするかって話よりも、その元々を利用しようよ!って話なんだよね!

黒いスーツに身を包んだ、国の偉い人は、おもむろに席から立ち上がると、右手で静かに左手を叩き始めた。1人、また1人と、徐々にその人数は増え、やがて日本中が風野の発言に感動し、手を叩き始めた。

その拍手から生まれた。1人1人から生まれた小さな風は、やがてそよ風から、大きな風となって、スギやヒノキの花粉たちを、あっという間に太平洋へと飛ばしてしまいました。

黄色い風が太平洋の彼方に消えていくのを眺めながら、お台場に佇む風野は、そこで言いました。

『これが令和の、日本の夜明けだね』

今日のコラムは、100年後、”風野発言2023”として教科書に乗ってしまう可能性があるんですけど。起きた問題に、正面から対処していくだけでなく、全く違う角度から考えてみると、結果的に解決してしまうことがある。解決する事だけではなく、また、その解決に向かう道中何が起きたかが、とても重要であるということが、後に語られると思います。

きっと、お台場海浜公園に、風野の銅像がね、立つんだと思います。

今ですね。風野、やるべき事が多くて、めちゃくちゃ切羽詰まってまして。

花粉どころじゃないんだよね!!!!

▲風をあつめて、巻き起こす

今起きてる問題を後回しにして、花粉のことを考え始めたら、こんな素敵なコラムが書けました!花粉は飛ばせないけど、僕ができることは小さな事だけど、少しづつ力を合わせて、大きな風をあなたに届けたい。

頑張ります!

それでは、又。風の吹く日に。

『風をあつめて、巻き起こす』は、次回4/7(金)更新予定です。お楽しみに!!