HELLO!風の時代に舞い降りました。風野又二朗です。

数年前から進めているプロジェクトがありまして。プロジェクトって書くと結構大きな話に聞こえてしまうんですけどね。

これが結構大きな話なんですよ!結構大きすぎて、全然誰にも話してないというか、風野の身近な人間しか知らない事なんですけど。

また大きいっていうのは、なんなんだい?って話なんですけど。一緒にやらせてもらっている企業がどでかいんですよ。どでかいっていうと、社員さんが数千人規模ですかね。でかいですよね。

ふと、振り返ると、風野は中高一貫高で、まあまあなマンモス大学の附属だったんで、あの全校生徒が2000人ぐらいだったかな。あれ以上と思うと、これは震える大きさな話なんですけどね。

そこの企業が行うビッグプロジェクトに、プロデューサーとして名を連ねている訳です。

なんか文字にしてみると、急に大きな出来事に思えてきて緊張してきましたが。元より、緊張感を持って取り組んできたので、このまま話を進めていきます。

そこの社長さんからお願いされるカタチで入ったんですが、まあ、最初の頃は、東京から変な奴が現れたぞ!っと思ってる人と、東京の面白い人ウェルカム!って感じで、その両極を感じながらだったのですが。

持ち前の、風が抜けていくような明るさといいますか、行動や結果でゆっくりですが、そこのチームの皆さんと結束していきました。

最初の頃は、門外漢というか違うジャンルでのチャレンジだったので不安もたくさんあったのですが、エンターテイメント畑で培ってきたコミュニケーション能力で、次々と出会えて良かったなと思える出来事もありました。

これは、本当に映画やドラマの現場に感謝なんですが、それこそ、違う能力を持った人間たちが結集し、作品を作るということを勉強してきて良かったと思う日々です。

そんなプロジェクトを進めていく日々の中で、ある尊敬できる人に出会いました。

Mさんとしておきましょうか。Mさんは、とっても優秀な方で、全てのレスポンスが早く、全体の空気感を理解して、風野とも数々の成果を一緒に作ってきました。

風野と仕事するのは、少しやはりややこしくて、風野だけでなく、風野の事務所の人間と対応をお願いしなくてはならなく、それこそMさんにしかできない立ち回りで数々のことをやって頂きました。

このプロジェクトの中の、やるべき種類が多岐に渡るので、Mさん大変だなと思っているところ、ある日、その企業の役員の方とご飯に行くことになりました。

風野さん。僕はMの仕事量が増えすぎていることに悩んでいて、実は担当部署を変えようと思っているんです。どう思いますか。と、そういう話でした。

話を聞いていく中で、その役員さんが

僕はプロパー。社員が大好きなんです。大切にしたい。

その言葉を聞いて、このチームでやっている事が本当に嬉しくなりました。僕もです。風野も、日頃支えてくれている風野スタッフが大好きだから。そんな人と一緒にやれて本当に嬉しいです。とお伝えしました。

人間関係は積み重なりの中にあって、醸成されて熟成されていく。でも、それがあまりに一極集中してしまうと、みんながそこに頼り、人が育たなくなってしまう。

これは、企業あるあるですし、もっと大きくいえば、国もそうかもしれませんね。

▲風をあつめて、巻き起こす

少しづつ手放していかないと、新しい風は吹かないし。今ある風も停滞してしまうかもしれない。毎日考えなくてはいけない問題だと思います。

風野は、座右の銘に、半径2m以内にいる人を幸せにする。

これを持っています。周りを大切にして、みんなで、新しいこと、今あることに、しっかりとチャレンジしていきたいと思います。

それでは、また、風の吹く日に。

『風をあつめて、巻き起こす』は、次回3/3(金)更新予定です。お楽しみに!!