自然に目覚めるスマートアラーム

目覚ましを使わないで起きた日は、どういうわけか普段よりすっきりした気持ちになりますよね。反対に、スマホなどのアラームを使うと、叩き起こされるようで寝覚めがよくないと感じる人も多いでしょう。

「Sleep Cycle」のアプリアイコン

Sleep Cycleは、アラームを使いつつも、自然に目が覚めたときのような気持ちのいい目覚めを実現するスマートアラームです。睡眠中の体の動きを、内蔵マイクを利用して分析し、眠りの浅い一番起きやすいタイミングでアラームを鳴らすという仕組みを備えています。

寝付きや寝覚めの悪い人や、睡眠時間が不足気味という人にもぜひ試してほしいアラームアプリです。

ベッドサイドに置いて寝るだけ

Sleep Cycleの使い方はほかのアラームアプリほぼ同じです。アプリを起動して、起きたい時間にセットして寝るだけです。寝付きが悪いときなどは、気持ちを落ち着かせるための環境音も流せるようになっています(無料版は制限があります)。

アラームにはセットした時刻ぴったりに鳴るモードと、Sleep Cycle独自のアラームモードがあります。後者は、セットした時間ではなく、セットした時間の30分前までの間(初期設定)で一番目覚めやすいタイミングにアラームを鳴らします。7:00にアラームをセットした場合、6:30から7:00のどこかでアラームが鳴るということです。

また睡眠中はマイクを使って動きを分析するため、ベッドサイドや枕元に端末を置いておきます。バッテリーが少ないときは充電器に接続した状態で寝たほうが安心です。

▲寝る前にアプリを起動、起床時間をセットし「開始」をタップ
▲図を参考に本体を設置する、画面は消灯して構いません

設定した時間になると、アラームが鳴ります。鳴り始めは小さな音量ですが、眠りが浅いタイミングで鳴らしてくれるため、すっと目が覚める感覚です。セットした時刻よりも早めに起こされることが多いのですが、目覚めがよく、早起きもできるため得をした気持ちになります。

なお端末のそばをトントンと2回叩くか、画面をタッチするとスヌーズになります。優しく目覚められるよう、スヌーズの間隔も毎回調整されます。

▲アラームが鳴る、スヌーズ機能もあるので二度寝しても安心