前田 健太今シーズンよりミネソタ・ツインズ所属となったメジャーリーガー・前田健太投手が、２月下旬、自身のYouTubeチャンネル「マエケンチャンネル」を開設しました。
開設からコンスタントに配信し、内容もロサンゼルス・ドジャースからツインズへ移籍した経緯や、自身のピッチング、道具に関する話、登板前の一日密着、さらにはPL時代の裏話など内容は多岐に渡り、子どもから大人まで楽しく、しっかり学べるものに。現役の日本人メジャーリーガーが惜しげもなく自身の技術や思いを話してくれることに視聴者からは「毎日の楽しみが増えました！」「たくさんの野球少年に見てほしい」など絶賛の声が届いています。
そこで、前田健太投手に改めてYouTubeを始めた思いや今後のことを、『NewsCrunch』でまもなく経営者インタビューの連載が開始となる、わたくし新保友映がお話を伺ってみました。
現役であるからこそYouTubeで発信していきたい
新保 どうしてYouTubeを始めようと思ったのですか？
前田 何より一番は“スポーツ界へ貢献したい”という思いがあったからです。子どもの頃から野球を始めていろんな方のおかげで今があります。でも今はどうしても、プロとアマチュアの壁があり、僕が直接アマチュアの選手に指導する機会は持てません。そんな中でも、野球が好きで楽しんでくれている子どもたちのために、そしてその指導者や親御さん、また声援を送って下さる皆さんのために何かできないか考えた時に、現役であるからこそ発信できることがある、また発信すべきなんじゃないかと思ったんです。僕の持っている知識や思いを伝えることで、ますます野球が好きになってくれる人が増えると嬉しいですし、野球の裾野を広げられるといいなと思っています。
新保 内容も幅広いですよね？
前田 野球をやっている方や、野球に興味のある方にはもちろん見ていただきたいですが、他のスポーツをやっている方、さらにスポーツにはあまり興味がないという方にも、僕のメンタル面での対処の仕方を日頃の生活や仕事に役立てていただいたり、PL時代の裏話に笑ってもらったりと、いろんな話題で一緒にチャンネルを作って行けたら嬉しいです。
新保 さすが前田投手、やはりお話がとても上手ですが、マウンドとカメラの前はどちらが緊張しますか？
前田 今はカメラの前ですね。まだ始めたばかりですし、簡単な言葉を、なぜか言い間違えたりすることも結構あって(笑)、自分で自分にツッコみを入れながらやっています。でも、YouTubeへのコメントだけでなく、僕のInstagram(@ 18_maeken)や先日始めたTwitter(@maeken1988)に、動画を見て下さっている皆さんからたくさん感想をいただいていて本当に嬉しいです。励みになります！