久しぶりのNY帰省で実現した大谷翔平選手との邂逅!

先日、筆者は所用で故郷ニューヨークへ帰省を致しました。およそ1年ぶりの帰省となりましたが、家族や友人と会う約束で多忙な予定の毎日。それでもニューヨークへ戻る際は絶対に欠かせないのが、私のセカンドホームであるヤンキースタジアムへの訪問です。

旅程を組んでいるときに発覚をしたのが、その週は幸運のごとくニューヨーク・ヤンキース対ロサンゼルス・エンゼルスという好カード! 日本人としては大谷翔平選手の観戦は義務化されているのに等しいので、行くしかない。というわけで、今回も例のごとく2試合の観戦をねじ込みました。

▲初日の試合ではヤンキーススタジアム100周年記念チケットが配布されました

Warmup:試合前の準備

まずはヤンキースタジアムへ向かいます。前回記事では、エンゼルススタジアムまでは車でのアクセスをお勧めしましたが、ヤンキースタジアムは圧倒的に電車、もしくは地下鉄が便利です(路線や通過駅によっては治安がよろしくない場所もあるので、地元民以外は下調べを強くお勧めします……)。

▲Yankees East-153rd Street Stationから見たヤンキースタジアム、とにかくお美しい!

試合前に時間の余裕がある場合は、地元民が集結するヤンキースバーにて一杯いかがでしょうか。有名どころはBilly's及びStan'sの2つがありますが、Billy'sのほうが大きいですかね。今回、私と友人たちはStan'sに行きました。

▲若干肌寒かったですが、選んだのはやはり外のテーブル席!
▲やはり試合前のビールは最高ですね!
▲ビールで少しお腹を満たしたら、いよいよ入場です

荷物検査を受けたあと、真っ先に向かうのは席……ではなく、ヤンキースタジアム名物の『Monument Park』。ここはヤンキース史に名を刻んだ名選手らが飾られる聖地の中でも聖地であり、元祖二刀流のベーブ・ルース氏、史上最強のスイッチヒッターことミッキー・マントル氏といった故レジェンドらはもちろん、前キャプテンのデレック・ジーター氏、史上最強のクローザーことマリアノ・リベラ氏といった最近活躍をされたレジェンドらも讃えられていました。

▲歴史が長いゆえに永久欠番の名選手もたくさんいます
▲大谷選手の活躍によりベーブ・ルースの名を初めて知った方も多いのでは?

やはり、球場の他のエリアとは明らかに違う、神聖な空気が漂っており、それだけヤンキースの歴史は奥深く、飾られた選手の功績が絶大であると感じましたね。試合開始45分前まで一般開放されているので、ヤンキースファンの方はぜひ覗いてみてください! 入り口は外野席の裏のほうにあります。

そして最後に球場メシ! 2日間でチキンバーガー、フィリーチーズステーキ(牛肉とチーズのサンドウィッチ)、ポップコーン、フライドチキンといった定番をたっぷり購入し、観戦に挑みました。

試合開始:これぞヤンキースタジアム!

さて、席にいよいよ向かいます。初日はサード側の2階席で前から4列目を取りましたので、3塁側のエンゼルス選手たちがアップをする姿がかなり鮮明に見えました。

▲もちろん野球界の主役、大谷翔平選手の姿もバッチリ

さぁ試合開始だ、「Let's Go Yankees!!!」……と言った矢先、大谷選手に弾丸2ランホームランをぶち込まれてしまいました。

試合当日は大谷選手のホームランを見たいと思っていたものの、いざ贔屓相手に打たれると気分はなんと複雑なことでしょう……いや、すごい貴重なシーンを見られたものの、ヤンキースが10点リードで迎えたソロ弾だったらよかったのになぁと。結局、ヤンキースは5-2で敗北をしてしまい、大谷選手のホームラン以外はほとんど見応えのない試合となってしまいました。まあ、そういう日もあるのが野球なので。

▲試合後のヤンキースファンの足取りは重い…