4月デビューの新人キャスターにも刺激を受けてます
――新人キャスターもお二人、4月からデビューしました。駒木さんの年次もひとつ上がりましたし、クロストークで共演もしていますよね?
駒木 はい。すごくフレッシュで、ウェザーニュースに新しい風を運んできてくれました。魚住茉由ちゃんは、すごくおっとりと、大人っぽい雰囲気で落ち着いて進行しているなっていうイメージが最初からあって。もうデビューから半年ぐらい経ってるんじゃないかって思うぐらい。でも話してみると、すごく柔らかく“うんうん”って微笑んでくれるので、大人っぽい茉由ちゃんと、くしゃっとした笑顔のギャップがかわいらしいなって。
――すっかり心を掴まれていますね(笑)。
駒木 小川千奈ちゃんは、岩手出身ということで、同じ東北出身なので個人的にはうれしいですし、そういったお話もクロストークで今後どんどんしていきたいなと思っています。あと、千奈ちゃん独特な言葉の言い回しがかわいいですよね。
――独特というと?
駒木 漫画家の作者さんのことを先生と呼んだり。
――漫画ファンにはけっこういる気がします。
駒木 今さっきも、ヘアメイクさんたちのことを「先生、先生」と言ったり。
――あ! それは聞いたことないです(笑)。
駒木 まっすぐなんですよね、すごく芯があってキラキラしてるなって。私自身は、まだ5年目なのに後輩も増え、上から数えてのほうが早いくらいになってしまった状態に、うまく対応できていないような気がしていて。
――ウェザーニュースLiVEの屋台骨を支える中堅ですね。YouTubeの登録者数も、ここ2年くらいで40万人前後から100万人突破と、すごい伸び方をしています。たくさんの方たちに見てもらっているってことになると思うんですが、街中で声をかけられることもあるんですか?
駒木 たまに目が合って「うん、あれ?」って思うことは何度かあります(笑)。でも、街中で声をかけられたことはまだないんですよ。声はかけられないですけど、100万人の方に見ていただいているので、その分、しっかりお伝えしなきゃっていう責任感も、強まりますし、身が引き締まりますね。
――出演する番組も、午後帯の「アフタヌーン(14時〜)」や「イブニング(17時〜)」が増えてきたように思います。そうなると生活習慣もガラッと変わるのでは?
駒木 本当にガラッと変わりましたね。今までは朝の番組が中心だったので、早起きが毎日のルールだったんですけれど、最近はちょっと遅く起きても、まだ出社まで時間があるから近所をお散歩してみたり。
――健康的ですね。
駒木 これまでは朝の出演が終わったら、比較的自由な時間があったっていう感覚だったんです。お昼過ぎに家に帰ったらそのまま寝ちゃうこともありました(笑)。今はお昼にしっかり働いて、夜眠るっていうリズムができたので、残された時間をどう使うかを前向きに考えられています。
――この時期のお昼寝、気持ちいいですもんね。
駒木 そうなんですよ。休日はアラームをかけずに10時間ぐらい寝てしまうこともあります(笑)。ただ、それこそ遅くに帰ってきて明け方近くに寝るキャスターも多いので、生活リズムを作っていくのも仕事だと思いますし、そういう意味だと、体調管理って大事だと思っています。