NewsCrunch編集部日常生活でべロバに浸食されていて・・・
――べロバは“人の不幸が大好物”な悪女。彼女について理解するのは、かなり難しいように思うのですが……。
並木 そうなんです。共感できる部分が全くないんですよ。でも“どうしてこんなひどいことをするんだろう”って、無理に自分に置き換えて理由を探さないで、“意外とそこに大きな意味はないのかも”と考えたりして、割り切って別の人物の感情を作り出す感覚で演じています。
――日常生活で、その“別の人物”が出てきてしまうことはないんですか？
並木 最近では笑い方がちょっとべロバっぽくなるときがあります(笑)。笑うシーンがすごく多いので、じわじわと浸食されてるのかもしれません(笑)。
――“ゾクゾクする”は言わない(笑)？
並木 それはさすがに言わないです(笑)。そこまで浸食されたら、危ないですね(笑)。
――べロバはビジュアルもかなり特徴的ですよね。
並木 初めてべロバの衣装を装備したときは、鏡を見て“え、これ誰!?”って思いました(笑)。メイクも衣装もすごく派手なので、私の面影がなくて。でも、自分ではない誰かになれるのは、役者というお仕事の楽しいところだな、と改めて思いました。
――彩華ちゃんは今年で芸能活動6年目。お芝居のお仕事も始めて、デビュー当初からお仕事に対する考え方が変わった部分はありますか？
並木 “ちゃおガール”としてのお仕事は、私たちが楽しんでいるシーンを切り取って誌面やYouTubeに掲載して、それを見た読者の皆さんに“楽しそう”って感じてもらうことがメインだったので、活動していても“楽しい”が先行している部分があったんです。でもお芝居となると、やっぱり“楽しい”だけでは成り立たなくて。自分なりに考えて、作りこんでっていう準備の段階がすごく大切になってくるので、そういった部分への責任感は強くなってきたように思います。
――今後、挑戦してみたい役柄や作品があったら教えてください。
並木 学園ドラマ、朝ドラ、大河ドラマ……挑戦したいことはたくさんあります！ とにかく今は、お芝居をすることが本当に楽しいので、いろんな現場に行って、いろんな経験をして、楽しみながら役者としてはもちろん、人としても成長していけたらと思います。
6月23日(金)発売のアップトゥボーイvol.328に、彩華ちゃんの初グラビア＆インタビュー掲載決定！ お楽しみに！
〇テレビ朝日「仮面ライダーギーツ」番組公式サイト
