さらに憧れが強くなりました!

――念願の戦隊シリーズ。『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』にゲスト出演が決まりました!

糸瀬 お話を聞いたときは、涙が出てきました(笑)。小さい頃から、いつも戦隊ごっこをして遊んでいたほど特撮ヒーローが大好き。その世界に自分が入れるとは思っていなかったので、本当にうれしかったです。

――それは夢のような現場だったでしょう。

糸瀬 気持ちが落ち着かないほど楽しんでいました。撮影に入るまでは、私でいいの? と思い緊張していたんです。でも現場では皆さん温かく迎えてくださって、貴重な経験をさせていただきました。

――ところで今回はどういう役どころですか?

糸瀬 私が演じる伊集院瑞穂はお嬢様というか、お嬢様風……そういうキャラクターです(笑)。犬塚翼(イヌブラザー)に弟子入りを希望してからストーリーは進んでいくんですが、いろんな衣装を着させていただき、これぞ特撮! という雰囲気を満喫しました。変身もするので、楽しみにしていてください!

――演じていて苦労した部分はありますか?

糸瀬 初挑戦のアフレコです。感覚的にはわかるんですが、実際どうやるんだろうと思っていて。他の方のアフレコを見て勉強させていただきながら、自分の部分を収録しました。ただちょっとした息遣いや意識せずに出しているような声を、動きに合わせて秒数もカウントして表現していく。その部分は難しかったですね。それにお嬢様風の役どころなので、変身後もそのイメージを消さないようにと意識しました。

――それは要チェックですね! 憧れの特撮現場で驚きはありましたか?

糸瀬 スーツアクターさんの動きや、演技、ポーズに関する会話なども興味津々。CGを使うところも、今までにはない経験だったので新鮮でした。自分が出演していないシーンは見学をさせていただき、すっかりファン目線になっていましたね(笑)。

――今回、現場を経験してどう感じましたか?

糸瀬 さらに憧れが強くなり、夢が広がりました。またぜひ参加させていただきたいです! しかもこの作品はコメディー要素も多く、そういったものを含んだ演技も初めてだったので、すごく楽しくて。これから、いろんな役に挑戦したいという欲も出てきました。

――ずばり、一番注目して欲しい場面は?

糸瀬 ラストシーンです。このシーンの撮影中、私自身“この数週間、伊集院瑞穂になれていたんだ”と感じたくらい、入り込むことができました。絶対、見逃さないで欲しいです!!