共演者の皆さんとは一緒に恋バナをするほど仲良しです
――共演者の方は、役者としての経験も豊富な方も揃っていますが、演技に関して何かアドバイスなどはあったのでしょうか?
みとゆな 私、普通に生活している分には滑舌は悪くないと思うんですけど、映像で録音されるとなると、聞きづらい部分があるんですよ。それも長台詞があると、もっと大変で。監督からも「さしすせそが聞き取りにくい」と指摘されて悩んでいたら、畑芽育ちゃんに「下の前歯に舌をつけて変な喋り方をしてからセリフをもう一度言うと、綺麗に喋れるようになるよ」と教えてもらいました。
――ちなみに、みとゆなさんはセリフ覚えは早いほうですか?
みとゆな 自覚はないですけど、セリフを覚えられなくて悩んだことはないです。でも、自分の家でできていたことが現場に行って動きながらやると飛んでしまうことがあるので難しいですね。そのことを共演者の方に伝えたら、皆さん「めっちゃわかる」って共感してくれるので“あるある”なんだなと思いました。
――セリフを覚える独自の方法ってあるんですか?
みとゆな 独自ではないんですけど、人形を家に置いてもぐもぐ喋るとかですかね。あとは演技を録音して自分で聞いてみるとか。録音して自分が喋るのも大事ですけど、聞いて覚える人もいるというお話も聞いたので、今はいろいろと試行錯誤しながら、どの方法がいちばん自分に合ってるのかを模索しながらやっていますね。
――共演者には齊藤なぎささんや志田こはくさんなど同世代の方が多いですけど、撮影現場はどのような雰囲気ですか?
みとゆな 本当に学生みたいな感じで楽しく撮影しています。ドラマのなかでも仲がいい役ですけど、楽屋はそれ以上に仲良くて。一緒に恋バナをしたりとか、トランプしたりとか、仲良くやってますね(笑)。
――皆さんとは初対面だったんですか?
みとゆな ほとんど初対面でした。女の子のほうが割合は多いですけど、みんなで和気あいあい楽しく撮影できていますね。
――すぐに打ち解けられましたか?
みとゆな いや、実はそうでもないんです……。皆さん多くの作品を経験されてる方なので、緊張というより、しっかりしなきゃという意識が強すぎてガチガチだったと思います。でも、みんなが積極的に話しかけてくれたりで輪の中に入れるようになりました。やっぱり現場の雰囲気がいいと、長時間の撮影になっても頑張れるので、皆さんには感謝しています。
――来年には20歳を迎えられるということで、今後の目標を教えてください。
みとゆな 今はドラマのお仕事をさせてもらったりとか、高校生の私とは違うようなお仕事をやらせてもらっているんですけど、20歳になったら、よりステップアップはしていきたいなと思います。でも、みともだちとはずっと近い存在でいたいという思いは常に持ち続けたいです。
ドラマに出演するとなったら、ファンの方は有名人になって離れた存在になってしまったと思われる方もいると思うんです。そこで私が今まで通りSNSを更新しなくなってしまったら、ファンの方を悲しませることになるので、これからもSNSでみともだちと交流していきたい。SNSが私の居場所であり、原点なので。あとは、インフルエンサーのみとゆなとしてバラエティやドラマに出ることによって、幅広い年齢層の方に知っていただきたいなと思っています。
――20歳というと責任が伴う反面、いろんな選択肢も増えてきますね。それこそお酒が飲めたりとか。
みとゆな 親がそもそもお酒をあまり飲まないタイプだったので、私もお酒に興味ないんですよ。そもそも炭酸が飲めなくて……(笑)。炭酸が飲めないと、飲めるお酒が限られてくるじゃないですか。20歳になったお祝いとして飲んでみるのはいいかなと思いますけど、あまり飲んでみたいという気持ちはないですね。
――そうなんですね! では20歳までにプライベートでやっておきたいことはありますか?
みとゆな 20歳になる前には絶対に免許を取りたいです。ドラマが終わって落ち着いたら教習所に通えたらなって。いつか車で1人ドライブをして、YouTubeの撮影を車内でしたり、遠出するときも自分で運転できるのは魅力ですよね。
――もともと運転には興味があったんですか?
みとゆな めっちゃありました! 本当は高校卒業してから、すぐにでも取りたかったんですけど、引越しなどでバタバタとしていて、そうこうしているうちにドラマの出演が決まってしまったので、なんとか20歳までには取りたいです。
――そのお話を聞いて、YouTubeで免許を取るまでの様子が見てみたいなと思いました。
みとゆな いいですね! 時間があればぜひやりたいです!
〇「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」公式サイト