Z世代を中心に絶大な人気を誇るインフルエンサーのみとゆなが、7月15日からスタートするドラマ『最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~』(日本テレビ系)に出演する。同作は遺伝性の病気を患い余命1年と宣告されている高校3年生の伴ひかり(畑芽育)が、仲間とともに一生の思い出を作るべく、最後の文化祭でみんなでダンスを踊ることを決意するというストーリー。みとゆなは、ひかりが通う鳳来高校3年C組のクラスメイト・鍋島聖衣良を演じる。

聖衣良とはインフルエンサーという共通点もある一方で、それゆえに自分と聖衣良との考え方の違いを意識して演技に取り組んだという。今回はドラマ出演を控えたみとゆなにニュースクランチ編集部がインタビューを敢行。芸能界入りのきっかけや聖衣良を演じるうえで何を大切にしたのか、20歳を目前に挑戦したいことなどを聞いた。

 

芸能界に入るきっかけは竹下通りでのスカウト 

――みとゆなさんが芸能界に入ったのは、スカウトがきっかけだったそうですね。

みとゆな 今の事務所に入ったのは、竹下通りでスカウトしてもらったことがきっかけだったんですけど、それよりも前から芸能活動には興味がありました。でも、オーディションにも応募しようと思ったものの、身長が足りずに応募することができなかったんです。

――スカウトされたのはそれが初めてだったんですか?

みとゆな 初めてでした。そもそも竹下通りに子どもだけで訪れるということがそれまではなかったので、本当にスカウトされることってあるんだみたいな感じでしたね。あまりにもうれしくて電話番号を勝手に教えてしまって、あとで母親に怒られたんですけど(笑)。

――芸能界への憧れはあったというお話でしたけど、当時からこういう人になりたいみたいな存在はいましたか?

みとゆな 誰かに憧れているというよりも、表に出て活躍している人に対しての憧れが強かったです。当時はMixChannel(現在はミクチャ)で双子ダンスが流行っていてよく見ていましたし、『nicola』とかも読んでいたので、表に立ってみんなに知ってもらえるような存在になりたいなとは思っていましたね。

今では小松菜奈さんみたいな女優がステキだなとも思っています。小松さんって、写真とかスチールだと自分にしか出せないものを出されていますし、演技をしているときは、その役になりきることができるんですよ。私も同じようにマルチに活躍できる存在になりたいです。

 

――『今日、好きになりました。』をきっかけに、みとゆなさんの存在が多くの人に知れ渡りましたが、みとゆなさんはずっと“みともだち”(=ファンの愛称)を大切にされている印象があります。

みとゆな ファンの方から「ファンネーム決めないの?」と言われて、ファンネームがあったら、もっとファンの方たちと仲良くできるかなと思ったので、自分の名前と友達を組み合わせて作ったんです。みともだちがいなければ今みたいに活動させていただくことは全くできていないと思うので、大切な存在ですね。私がSNSで「朝から撮影がんばってます!」と報告すると、たくさんの反応をいただくので、いつも元気をもらっています。

――年齢層でいうと、やはり若い世代が多いのでしょうか?

みとゆな 割合でいったら若い世代が多いですね。前までは圧倒的に女性が多かったんですけど、最近は男の子もみとゆなポーズをして写真を撮ってくれていて。まだまだ女性の方が多いですけど、男性の方も増えていますね。あとは、結婚して子どもいる方から「夫婦で見ているよ」と言われるとうれしいですし、もっといろんな方に見ていただけるように頑張りたいなという気持ちになります。

――みともだちのあいだでは、みとゆなポーズも流行っていますよね。

みとゆな プリクラや写真で「みとゆなポーズをしたよ」と言ってくれる子は多いですね。私もSNSで発信するようになったら、もっといろんな方がやってくれるようになりました。いろんな方に連鎖しているのでうれしいですね。

――ここまでたくさんの方に広まると思っていました?

みとゆな いや〜思っていませんでした。最初は2〜3人マネしてくれたらいいかなぐらいの気持ちだったので、想像以上の反響でびっくりしています。モデルイベントでランウェイに立つと、みとゆなポーズをしてアピールしてくれる人もいたりして、ファンの方との距離が縮まっているのを感じていますね。