レッドロックキャニオンで撮影したお気に入りの衣装
――その成果が詰まっているということですね。どのカットもお気に入りだと思うのですが、特にお気に入りのカットはありますか?
橋本 お気に入りは、レッドロックキャニオンでのカットですね。これぞロスでしか撮れないカットになっていると思います。車で片道2時間くらいかかったんですけど、市内は曇り空だったんですが、到着したらすごい青空で、しかも気温も市内に比べると10度くらい高いんですよね。
――そうなんですね!
橋本 衣装も、テンガロンハットとウエスタンブーツという私のリクエストを叶えてもらって、水着もロケーションと合ってるし、開放感のあるカットになってると思います。
今回、出来上がりを見て、やはり写真集って雑誌に掲載していただくようなグラビアのカットとは違った、ちょっと素の雰囲気だったりとか、少しふざけたようなカットも載せていただけて、それ込みでストーリーになっていたりするので「いいなあ」と改めて思いました。
――最後に、今後の目標をお聞きしてもいいですか?
橋本 先ほどもチラっとお話したんですけど、男性のファンの方も大切なんですが、SNSとかで女性の方が「普段どんな食生活してますか?」とか「どうやって体重をキープしてますか?」と聞いてくださるのがうれしいので、女性のファンの方も意識して発信していけたらいいなと思ってます。
あとは、コロナが明けて、こうして海外の撮影をさせていただいたりとか、あとはsherbetというグループで、海外のフェスに呼んでいただいたりしているので、ここ数年止まっていた日本国外での活動もどんどんやっていきたいですね。
――ちなみに、食生活で心がけていることってあるんですか?
橋本 私、もともと食べることがすごく好きで、これまで「何をしているときが一番幸せですか?」と聞かれたら、「ご飯を食べているときです」って答えていたんですけど、まずその概念を変えて、食事に過剰な興味を持つことをやめよう!と思ったんです。
――でも一番幸せなことをなくすって、なかなかツラいですよね。
橋本 そうですね。これまでは「今日の夜はこれを食べよう」と思って1日頑張る、ってこともしていたんですけど(笑)。ただ、コロナ禍で気づいたのが、やはりコロナ禍で毎日配達の食事など食べたりしていると、わかりやすく太ったし、むくむようになったんですね。
それがコロナ禍が明けて、適切な運動をしていたのもあるんですけど、自炊をするようになったら、むくまなくなって。「あ、これまでの食生活は私にとってよくなかったんやな」と気づいて。自炊などで自分の食生活を管理するようになった、その成果がこの写真集に詰まっていると思います。でも、ロケ中は気にせずたくさ食べてしまいました、それは自分へのご褒美として(笑)。