メンバーから見た「団長・いまもりまなか」とは?

――皆さんにとって、いまもりさんはどういった存在ですか?

ちば 一緒の目線に立って物事を考えてくれたりとか、お互いになんでも言い合える、実際に私からまなかに要望することもあったりとかするような……同じ目線を持っていながらも頼れる存在です。メンバーの中でも、私とまなかは話しかけづらいと思われがちなんですけど(笑)。

私が入団したのは中学1年生のときだったのですが、5年間一緒に活動してきて、特にこの1年は距離がグッと縮まったと感じています。1期生全体としても、(たかはし)まおの卒団を乗り越えたことで、より強く団結した感覚があって。あとは、コロナ禍の大変な期間も一緒に乗り切ったからこその信頼関係もあるんじゃないかと思います。

さかもと お姉さんというイメージがある方も多いと思うのですが、休憩時間やお昼休みに話しかけてくれるフレンドリーな一面もあります。その親しみやすさを、日々感じています。悩みがあるときに「まなかちゃんに相談してみよう!」と思える距離の近さがあるんです。その距離の近さが、先輩先輩していなくて。

すずき まなかは団長ですが、みんなが言うように先輩ぶらないんです。でも、歌やダンスの技術はやっぱりメンバーの中でも突き抜けています。ミモザーヌには負けず嫌いが集まっていると思いますが、そのなかで努力を続けて、かっこいい背中をみんなに見せてくれます。まなかを見ていると、自分の役割をしっかりと責任持って果たせる人なんだなと思わされますね。

尊敬する点が年々増えていくんです。パフォーマンス面でもそうですし、人との関わり方もそう。「大丈夫!」ってバシッと背中を叩くんじゃなくて、気がついたら隣にいて「せやんな」って優しく話を聞いてくれるような。一緒に考えて、悩んで、答えを探してくれる人です。

――それこそ1期生としては同期の側面もありますしね。

すずき 私は1期生として、ずっとまなかと同じように過ごしてきたんです。それって、“まなかと一緒に見送ってきた側”ということでもあって。きくたまことの卒業もそうです。そんなまなかが満足してミモザーヌを卒団できるように、私たちができることは、舞台上で「もう大丈夫だよ」と伝えられるような姿を見せることだと思います。

――次の公演のタイトルは『Love Letter〜いまもりまなか卒団公演〜』ですが、この公演はいまもりさんからのラブレターであり、皆さんからいまもりさんへのラブレターでもある、と。

すずき はい。ファンの方にも、まなかにも届けたいラブレターになると思っています。私たちに関わってくださった皆さまに恩返しだったり、思いを伝えられる場は舞台が一番だと思うので。卒団公演として、そのような思いをちゃんと伝えられる場を設けていただいたのはありがたいことですよね。

――皆さんから、リーダーとしての「距離の近さ」についてお話がありましたが、いまもりさんの視点では、この辺りは意識してたところなのでしょうか?

いまもり 特に意識していたわけではなくて。私は、人の上に立つことが得意ではないんです。上に立っても、どう接すればいいのかわからないので。でも、それなら年齡に関係なく同じ立場のパフォーマーとして、同じ目線で考えるべきだと思っています。先輩として教えられることもあれば、後輩から「こうしてほしい」というアドバイスや要望をもらうこともある。お互いに必要としつつ、補い合う関係でありたくて。

そういう意味では、指示をするのではなく、「もし自分が下の立場だったらどうしてほしいか」を考えて行動したとは思います。とはいえ、そこまで意識はしていなかったので、この話を聞けてとてもうれしいです。

▲ちばひなの、いまもりまなか

「団長・いまもりまなか」から3人へ

――いまもりさんから見た3人の印象もお聞きしたいです。

いまもり ひなのは……入団した当初は眼鏡をかけていて、本当にちっちゃくて。(ちばを見ながら)今は身長も抜かれちゃったね。スタイルも抜群で、お姉さんになったなと思っています。でも年下の部分もあって、特に1期生といるときにそんな一面が出るのはうれしくもあります。1人で考え込むことが多いところがあるので、負けず嫌いなんだろうなって。それっていいことだと思うんです。自分に対して、ストイックさを持ち合わせている証拠だから。

りるはとは、最初は関東メンバーということもあり、あまり接する機会がなかったのですが。新幹線でたまたま隣になったときに、距離が縮まりました。とにかく明るくて、常に笑顔な子。その笑顔に私も救われたことがありますし、りるはの声や歌声を聞いていると、“よし! りるはに負けずに頑張ろう”と思えるんですよね。りるはの中にあるキラキラしたものが、場を楽しく明るくする力があるというか。

ゆいは普段はおっとりしてるけど、ダンスでは人が変わるレベルでかっこよくなるんです。でも繊細な部分もあって。誰かを頼るのが苦手なんだろうなと思ってました。だからこそ、相談されるされないは別として、意識的に声をかけていたメンバーでもありました。ゆいって、とにかくお姉さんなんですよ。年下の子と宿泊先のホテルで「どうしようね?」って話している姿とか……。

すずき よく言われる(笑)。

いまもり めっちゃお姉さんでした! というか、お母さんとか先生みたい(笑)。

――いまもりさんの卒業以降の「新生ミモザーヌ」について、どんなグループを目指していきたいと思いますか?

ちば まなかに頼ってばかりのところも今までたくさんあったので、この公演では、まなかに恩返しをしたいと思っています。まなかに安心して任せてもらえるように、私たち自身がもっと考えて作り上げていきたいです。

卒団公演のあともミモザーヌとして成長できるように、それぞれが自分の意見を出して、みんなで作り上げていく舞台を目指して頑張っていけたらと思います。時には大変なこともあると思うんですけど、そこは1期生が主体となって、レベルアップした「新生ミモザーヌ」を作っていきます。