広井王子が総合演出を手掛ける少女歌劇団ミモザーヌの夏公演『~魅惑のバラエティショウ~ Summer Collection 2023』が、8月5日(土)と6日(日)に東京・草月ホールで、8月12日(土)、13日(日)には大阪・YES THEATERで開催される。

昨年の公演では“世界旅行”をテーマにミュージカル調のステージで魅了してきたミモザーヌ。今年は1幕で“良い子”でいることを演じている1人の少女が、密かに“悪い子”への憧れを抱いてしまい、現れた白天使と黒天使の言葉に惑わされながらも大人へと成長していくストーリーを演出。2幕は楽曲歌唱のShowcaseを実施。今回からは初めての声出し公演が行われる予定となっており、2幕を通してどのようなショウが展開されるのか楽しみだ。

これまでもミモザーヌを追ってきたニュースクランチでは、今年の夏公演を控える彼女たちにインタビューを実施。今回は団長のいまもりまなか、さかもとりるは、すずきゆい、たかやあんな、ちばひなの、5人のメンバーに夏公演に向けての思いを語ってもらった。

▲少女歌劇団ミモザーヌ【Crunch-special-intervieW】

ミモザーヌの5人が振り返る激動の半年

――2023年上半期は、初めて声出しが解禁されたライブ『Golden-Live』や5期生の入団など、いろんなことがあったかと思うのですが、これまでを振り返っていかがですか?

すずきゆい(以下、すずき) 2023年は5期生が加わって初めての合宿、そして5月には『Golden-Live』を開催したりと、私の中ではいろんな変化がすごくあった年でした。そのなかでも、声出しライブというのは大きくて。ミモザーヌとしても声出しライブは初めてだったので、ファンの皆さんも新鮮だったでしょうし、私たちも初めての体験で改めて“こんなにライブって楽しいんだ”と思えました。

さかもとりるは(以下、さかもと) すごくあっという間で、初めてが多い上半期でした。今年は滋賀県の琵琶湖のそばで合宿をしたんですけど、昨年の合宿とは違って、合宿所に行って、みんなでご飯を食べて、みんなで寝て、みんなで起きてという生活で、私にとって初めての経験で新鮮でした。あとは、ライブでお客様と一緒にコール&レスポンスができたのがうれしかったですし、お客様が私の名前を呼んでくれたときは飛び跳ねるくらいに喜びました。

いまもりまなか(以下、いまもり) 2人が言っているように本当にあっという間で、もう半年が終わっちゃうのかという驚きでいっぱいです。私たち1期生は、オーディション合宿を含めたら合宿をやった経験が2回あるんですけど、今年は久しぶりの合宿ができて、メンバーと過ごす時間が普段よりも増えたので、たくさんお話できたり、メンバーの知らなかった一面を知れたりして、仲が深まりました。ライブではお客様と一緒に作り上げる楽しさだったり、素晴らしさを改めて実感しましたし、もっとライブを増やしていきたいなと思いました。

ちばひなの(以下、ちば) 自分と向き合う時間が多かったなと感じています。1人でグラビアに出させていただくことがあったので、自分をもっと知らないといけないなと思い、客観的に自分を見たときに“どう見られているのか”を研究するようになりました。お客様がいない公演を経験してきたからこそ、客席からアンコールの声が聞こえてきたときは感動しました。今の環境にいさせていただけるのが、すごくありがたいですし、決して当たり前じゃないなと感じさせられました。刺激がいっぱいの上半期でしたね。

――ちばさんは、個人としても『週刊プレイボーイ』に掲載されるなど大活躍でしたね。

ちば 変に意識して作らずに、ありのままの自分を出したいと思っていたので、ファンの方たちから「自分らしさが出ていて良かったよ」と言っていただけてうれしかったです。

▲ちばひなの、たかやあんな

たかやあんな(以下、たかや) 2023年上半期は、やっぱり『Golden-Live』が一番思い出に残っています。初めてということもあって右も左もわからないまま挑んだのですが、ライブ会場に立ってみると、思ったよりもお客さんとの距離が近かったのが印象的でした。