よしもとを選んだのは「∞ホールが可愛かったから」
—―芸人としての軸で言えば、吉本興業以外の事務所もあったかと思います。なぜNSCを選んだんですか?
こーちゃん:私がよしもとを選んだのは、∞ホールを見て、“劇場めっちゃ可愛い!”と思ったからです。お笑いのハコって、どこも可愛くないんですよ。
――ブレないですね。さくらさんは?
さくら:わかんないな〜。何も考えてなかったかも。本当に原宿に行きたくて上京してきたんで、なんでもよかったんですよ。
――でも、タレントじゃなくて、そこは芸人だった。
さくら:そうですね。私、学校で面白かったんですよ(笑)。……というのは置いといて、そもそもお笑いが大好きでしたし、お笑い大ファンのいとこが埼玉に住んでたんですけど、遊びに行ったときに、よく雑誌とかを見せてくれたんですよね。
その流れで実際にNSC入ってみたら、みんなお笑い好きなはずなのに、なぜか暗めな感じの人が多くてびっくりしました。私みたいな人がいっぱいいると思ったら、全然いなくて。お笑いマニアみたいな感じの人がブツブツ語ってたり。「金属バットさんが〜」って言われても、当時は金属バットさんを知らなかったので「誰!?」って感じでした。
『ラヴィット!』後のコメントがぴえんだった
――ネタはどちらが作っているんですか?
こーちゃん:全部魔法です!
――なるほど……では、聞き方を変えます(笑)。トラック作りに関しては、どちらが魔法使いですか?
さくら:トラックはこーちゃん!
こーちゃん:音楽とか全然やってなかったんですけど、可愛いものを作りたくてやってたら、こうなっていました。
――Youtubeの企画は、どちらが魔法を使っているのでしょうか?
こーちゃん:企画に関しては、二人で話してて面白かったことをそのままやってるって感じです。部屋のものは全部私物なので。あれだけあるんだったら、YouTube撮影できる感じにしようと思って。
――どの動画も面白いのですが、特にアンチコメントを読み上げる企画、最高でした。
こーちゃん:『ラヴィット!』に出演したとき、朝の時間帯だし、いろんな人が見てるからアンチコメントが多くて。 私、アンチコメントを探すのが好きなんですよ。それで二人でずっと笑いながらコメント見てて、「これ動画にしたほうがいいね!」って。
――ポジティブに受け取れたんですね。
こーちゃん:面白いコメントだったからです(笑)。
〇ラヴィット後のコメントがぴえんだった件
――日常生活でも、イラッと感じる瞬間はあまりないですか?
さくら:いや、めっちゃキレます(笑)。しかも言っちゃう!
こーちゃん:でも、1回怒ったら切り替えが早いんですよ。
――『ラヴィット!』への出演は緊張しましたか?
さくら:いや〜……曲流してるだけなんで…(笑)。
こーちゃん:ね。間違えたとしても、「間違えたっしょ!」みたいな感じでポジティブに乗り切れると思います。
――『ラヴィット!』出演の前後で変わったことは?
こーちゃん:お客さんからの反応は全然変わってないです。
さくら:先輩がめっちゃ私たちの歌を歌ってくれます。あとは後輩が挨拶するようになったかな(笑)。