“令和の美脚クイーン”と呼ばれ、グラビア界を賑わせている波崎天結。2月27日にファースト写真集『あゆむすび』を発売した彼女に、「夢だった」と語る写真集へのこだわり、推しであるシナモロールから学んだことなど、ニュースクランチがインタビューした。

▲波崎天結【WANI BOOKS-“NewsCrunch”-Interview】

シナモロールからはいつも元気をもらってるんです

早稲田大学卒業と身長166センチの長い手足を武器に、グラビア界隈では“令和の美脚クイーン”として注目を集めている波崎天結。初めての写真集ということで緊張もあったと思うが、撮影に向けてどのように調整していったのかを聞いた。

「特に体を鍛えたり、食事制限をする、というストイックさではなく、メンタルを整えることは意識しました。気分の波があったり、撮影のときに胃腸が弱ってたり、肌荒れがあったりすると万全な状態で撮れないので、まず寝る時間を確保して、野菜が苦手なんですけど栄養のために意識して取るようにして、なるべく日光を浴びるようにしたり、ストレスをためないことを第一に考えました」

彼女の推しであるサンリオのキャラクター・シナモロールにも癒されていたようだ。

「シナモロールからはいつも元気をもらってるんです。シナモロールはずっといなくならないし、絶対にネガティブなことを言わない。だから、私もなるべくネガティブなことを言わないようにしてます。もし言いそうになっても、“シナモロールは言わないよね”って(笑)、自分を律してます」

20代の可愛らしい一面を見せつつも、自分を律するなどの言葉を聞くと、彼女がしっかりと勉強をしてきたことがわかる。自分自身がどんなタイプなのかを聞いてみた。

「目標を立てないと行動できないタイプなんです。毎日、やることリストを前日の夜に作って、それを消化していく感じです。そうしないと、やることが多くなると何からやろうかわからなくなっちゃうので。長期的な目標も立てているんですが、じつは写真集というのはもっと遠い先の夢で。それがこうして形になってとてもうれしいですし、応援してくださるファンの方々のおかげです」

刷り上がったばかりの写真集を目の前にして、喜びが隠し切れない様子が初々しい。

「写真集を見て、まず本物だ! というのと(笑)、当たり前なんですけど、載っているのが全て自分。雑誌などに掲載されるときは、多くても数ページなので、全部私であることにすごく感動しました」

この写真集、『あゆむすび』には波崎のこだわりが詰まっている。

「1ページめに四つ葉のクローバーを胸で挟んだカットがあるんですが、これは私のリクエストでいれていただきました。四つ葉のクローバーには思い入れがあって、小学生の頃、友達の家の庭に四つ葉のクローバーがたくさんあって、その子から“本に挟むと幸せになれるよ”と言われて、そのとき持っていた本に挟んだんです。

今もそのクローバーは本に挟んであるんですけど、この写真集にも四つ葉のクローバーのカットを入れることで、これを買った方にも幸せを与えられるように、そう願いを込めて入れていただきました。

ファンの方々にどうしたら喜んでもらえるだろう? というのを常に考えて撮影に臨んでます。ファンの方々によく言っていただけるのが“ふとしたときの表情がステキだね”という言葉で、どうしたら素の表情を出せるかは試行錯誤しました。

写真集のなかにバッタを持ったカットがあるんですけど、じつは虫が苦手なんです…(笑)。でも、バッタを持ったら素の表情が出せるんじゃないかと考えて、マネージャーさんに取ってもらって、私が持った瞬間に撮ってもらいました。おかげさまで素の表情が出せたんじゃないかと思います(笑)」

▲波崎天結写真集『あゆむすび』より 撮影 : 唐木貴央

子どもたちと向き合うような仕事もしたい

写真集の発売直後、3月2日には神保町の書泉グランデで発売記念イベントが開催されることも決まっている。

「撮影会とはハードルが高くて、これまで来れなかったという方でも、写真集のイベントだったら来やすいんじゃないかなって。男性のファンが大半なんですけど、同性の方にも会えたらいいな。

ファンの方にはずっと笑っていてほしいんです。せっかく私のことを見つけてくださったんだから、今回は会えなかったとしても、私のSNSとかを見て笑顔になってほしい。“波崎を見てると安心するんだよね”と思ってもらえるような存在でありたいなって」

▲イベントに向けて1冊ずつ丁寧にサイン入れる

自信作となった『あゆむすび』。波崎から見てどんな作品に仕上がったのだろうか。

「私にしかできないことも詰めさせてもらったし、露出的なことでもかなり挑戦したんですけど、全体を通しては私らしい、温かい写真集に仕上がったんじゃないかなと思います。これまでの活動の集大成って言うと、なんだかやめてしまうみたいですけど(笑)。これからもグラビアとして活動していくうえでも、ひとつの大きな結果と言える写真集です」

今後もグラドルとして大きく飛躍していきたいと語る彼女。最後に、仕事とプライベート、両面での野望を聞いた。

「まず、お仕事の目標は“グラビアといえば波崎天結”と言ってもらえるような存在になることです。グラビアの仕事は本当にやっていて楽しいし、ファンの方々も楽しんでいただけているのが私自身も感じられるので、ずっと続けていきたいです。

プライベートの目標は……犬を飼ってみたい、かな? 癒やしがほしいんですよね。ワンちゃんを飼えるくらいお仕事を頑張りたいです。犬と同じくらい子どもが大好きで、以前は保育士をやっていたんです。子どもたちの成長を見守ったり、喜んだり悲しんだり、悩みを一緒に解決したり、私にとってはすごくやりがいのある仕事でした。

そんなとき、撮影会のモデルとして「グラビアをやらないか?」と誘われて。最初はグラビアアイドルと保育士、仕事として両立できるかなと思っていたんですが、やはりどちらかに絞らないといけなくなって、“保育士さんは年齢を重ねてもできるかもしれないけど、こっち仕事は今しかできないから挑戦してみよう!”と思って頑張ってます。いつかは子どもたちと向き合うような仕事もしたいですね」


▲波崎天結ファースト写真集『あゆむすび』
 <イベント情報>
波崎天結ファースト写真集『あゆむすび』発売記念イベント
日時:2024年3月2日(土) 12:00~
会場:神保町・書泉グランデ 7F
詳細:https://www.shosen.co.jp/event/17572/
プロフィール
波崎 天結(はざき・あゆ)
2000年10月18日生まれ、東京都出身。血液型A型。趣味はサンリオ、少女漫画、アニメ。2023年より芸能活動を開始。健康的なスタイルと美脚で話題となり、撮影会の人気モデルに。グラビア界で注目を集めている。X(旧Twitter):@ayu_hazaki、Instagram:@ayu_photo_18