7月4日(木)から読売テレビ・中京テレビで放送される連続ドラマ『焼いてるふたり 〜交際0日 結婚から恋をはじめよう〜』。本作は講談社『モーニング』で連載中の人気漫画『焼いてるふたり』を実写ドラマ化したもので、交際0日で結婚した恋に不器用な二人の“週末婚BBQライフ”が描かれている。
W主演を務めるのは、黒羽麻璃央と松村沙友理。自分に自信がないけれど趣味のバーベキューには熱い福山健太(黒羽)と、クールに見られがちだが食べることが大好きな山口千尋(松村)がマッチングアプリで運命の出会いを果たし、交際0日で結婚することになって……というストーリーだ。
ニュースクランチでは今回、千尋役を演じる松村にインタビューを実施。役作りについてや撮影現場でのエピソード、役者として感じていることなどを語ってもらった。
本当にいい役をもらえたなと思いました
――本作のキャッチコピーが「肉と、ビールと、好きな人。」で、演じる千尋は「食べることが大好き」。まさに松村さんにぴったりな作品だと思いました。
松村:私自身も食べることが大好きなので、ぴったりと思っていただけてうれしいです。健太さん(黒羽)は調理も多くて大変そうだったんですけど、千尋さんは基本的においしく食べる担当だったので、本当にいい役をもらえたなと思いました(笑)。おいしいものをたくさん食べることができて幸せです!
――まず、千尋を演じるうえでどのようなことを意識されましたか?
松村:千尋さんは会社で「クールビューティー」と言われていて、感情を表に出すのが得意ではないタイプ。でも、好きなことに対しては一直線で、おいしいものを食べたときに、ちゃんとおいしいと思える感情を持っている子なので、クールになりすぎず不器用なかわいらしさを出そうと思って演じました。
――千尋と自分を比べて、似ている部分と似ていない部分は?
松村:私は千尋さんみたいに感情を溜め込むことはないかな。思ったことは、なんでも言えちゃうタイプなので。逆に、好きなことに一直線な部分は、すごく似ていると思いました。私、昔からずっとアニメが好きで、自分の好きなキャラクターのグッズを見た瞬間に欲しくなって、全部買ったりしていました。タペストリーやフィギュアとか、同じものが家にあるのに欲しくなっちゃうんですよ。それで、家に帰って母親に怒られたりしていました(笑)。
あと、千尋さんは出会ったばかりの健太さんに自ら結婚を申し込むんですけど、この迷いのなさもすごく似ていると思います。私も自分の直感を信じるタイプなので。
――では、千尋の夫・健太役を演じた黒羽さんの印象は?
松村:黒羽さんのことは、今回共演する前から俳優さんとして知っていました。顔が整っていてスラっとしているので、きっとクールな方なんだろうな、と。ただ、健太さんはクールじゃないし不器用なキャラクターだから、どうなるんだろうって最初は思っていました。
だけど、いざお会いすると、とても朗らかな方でした。近寄りがたい雰囲気はまったくなく、気さくにみんなと楽しくお話ししてくださるんです。会う前と会った後では印象が180度変わりました。
――現場も和気あいあいとした雰囲気だったんですね。
松村:そうですね。黒羽さんと私のシーンが多く、スタッフさんも少人数だったんです。しかも、最後のほうはずっと一軒家で撮影していたので、家族のようなリラックス感で(笑)。皆さんとずっとくだらない話をしながら、和やかに進んでいきました。